写真左は秀水街ブランド<SILK STREET>の織ネームタグ/北京青年報より、中イラストは秀水街概観図/秀水街のHPから、右写真は秀水街のロゴ/ウィキペディアより
左:http://bjyouth.ynet.com/article.jsp?oid=27288654
中:http://www.xiushui.com.cn/newtime/xjxsjdb.asp
新旧の秀水街が対比されており面白い↑
【大紀元日本1/25-偽ブランド販売で有名な中国の市場、独自ブランドを立ち上げ】
[北京 24日 ロイター] 「ザ・ノース・フェイス」のジャケットや「ルイ・ヴィトン」のかばんといったブランド製品のコピー商品を販売していることで知られる中国・北京にある秀水街市場が、独自ブランドを立ち上げた。同市場はまた、ブランド偽造者らに対してコピー行為をやめるよう警告している。
新華社は24日、この独自ブランドには「SILKSTREET(秀水街)」の名前がつけられ、ネクタイやシャツ、スカーフのほか、テーブルクロスといった家庭用品が最初に販売されると報じた。
これらの商品には「品質保証付き」と表示が記載されるほか、「商品は秀水街により認定済み」とのラベルも付けられる。
北京晩報は、「秀水街の製品は同地で独占的に販売される。市場外でこのブランドを販売する者は法的な責任を問われることになる」との同市場ゼネラル・マネジャーのコメントを掲載した。
中国人の海外居住者や外国人観光客に人気の同市場は2005年1月、コピー商品の販売を中止すると表明したものの、以降も公然と販売を続けていた。
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/01/html/d37764.html
◇唸声コメント
『ネクタイやシャツ、スカーフのほか、テーブルクロス』このほかに仕立て服を入れて五種類に「SILKSTREET(秀水街)」ブランドが付けられる。上記写真の織ネームタグは仕立て服からのもの。今後はTシャツやジーンズ、ベッド用品、宝石などの販売も計画している模様。
ニセモノで培った技術が生んだ「SILKSTREET(秀水街)」ブランド、面白がって売れるのか?それともソッポを向かれるのか?
ワハハなど中国ブランドを意識し始めた中国だが、基本は苦労せずに金を稼ぐこと。こんな意識がある限り、中国ブランドの浸透は難しいと思える。そして、中国ブランドでも浸透してくれば、すぐにニセモノが出るのはこの国の常識、コピー業者は「SILKSTREET(秀水街)」ブランドを用意し始めているのか???
◇秀水街メモ
秀水街は、1980年代初め頃よりスタートした長さ300mほどの路地に小さな店が並ぶ青空市場、外国人や観光客がブランド品を好むので、偽のブランド服やアクセサリーの販売を始めたところ大当たり、それ以来、ニセモノ市場として有名になる。
海外からニセブランドの抗議の声が大きくなり、ニセモノ追放とイメージ一新をするため2004/12にこの青空市場を閉鎖し、現在の7階建てのビルに千軒あまりの店舗を移した。しかし、まだぞろニセモノ市場ビルとなり、外国人に人気、特に米国人は喜んで買っていくそうだ。
このビルには絹織物の老舗(1893年開業)である「瑞蚨祥」も入っているおり、中国ブランドとして有名である。
写真左は秀水街ビル内の瑞蚨祥店舗/秀水街HPより、右は八大祥地域の瑞蚨祥、北京オリンピックでこの歴史的建造物も破壊されている/個人ネットより
http://bbs.ganji.com/66-150899.html
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