■唸声中国/博物館・記念館が無料!勿論、抗日記念館も

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写真は侵日軍南京大屠殺遇難同胞記念館全景/中国宁波網より

http://news.cnnb.com.cn/system/2007/12/12/005419428.shtml

 

RecordChina1/28-博物館、愛国主義教育基地が入場料無料に!】

2008123日、中国共産党中央宣伝部、財政部、文化部、国家文物局は合同で「全国博物館、記念館の無料開放に関する通知」を公布した。今後、全国の文化文物部門管理の博物館、記念館、愛国主義教育モデル基地は原則無料開放とする方針が明らかにされた。新華社が伝えた。

 

無料開放は浙江省、福建省、湖北省、江西省、安徽省、甘粛省、新疆ウイグル自治区の7省区の博物館でスタートする。今後他の省も追随し、また2009年からは愛国主義教育モデル基地も無料公開が実施される。ただし故宮博物院など古代建築や遺跡を展示する博物館では従来通りの入場料が必要となる。

 

中国では図書館やほとんどの公園など公共の文化施設は有料制となっている。限られた公共サービスを有効に活用するためにやむをえない側面もあるが、今後は市民のニーズを満たし文化面での公共サービスを充実させるため、さまざまなサービスに無料制度が導入されていくと見られている。(翻訳・編集/KT

http://www.recordchina.co.jp/group/g15124.html

 

◇唸声コメント

記事には、抗日記念館や南京大屠殺記念館の名称はない。「愛国主義教育モデル基地」とだけ記されている。これは抗日記念館や南京大屠殺記念館のことを指す。これをやりたくて全部の博物館や記念館をタダにしたんじゃないだろうなぁ?

 

博物館や記念館を無料開放することには賛成だが、「愛国主義教育モデル基地」の無料開放には抵抗がある。金を出してまで見たいと思わない中国人までもが抗日記念館を見ることになる。見た中国人は反日・憎日に変わる。反日人士をそれほど増殖してどうするのだろう。

 

ちなみに故宮博物館は当面無料にはならない。入場料はオフ期(11月~3月)で40元、繁忙期(4月~10月)で60元とかなり高い。ドル箱ならぬ、元箱。抗日記念館は15元、南京大屠殺記念館は既に無料開放されている。(有料だった時は入場者もいなかったらしい、タダにしてから増えたとか)

 

南京大屠同胞これが正式名称、これを最近話題になった百度(バィドゥー)で検索すると、なんと検索できない。「南京大屠でも同じ、ちなみに「南京博物馆」だと検索可能。当然ながら、Googleでは問題なし。日本からのアクセスを制限しているのか?こんなエンジンは信用ならない。

 

サーチエンジン<百度>

http://www.baidu.com/

 

◇参考ニュース

光明日1/28-今年百姓免博物

百姓は庶民のこと、「今年、庶民に無料で博物館と記念館を見物してもらいます」

http://www.gmw.cn/content/2008-01/28/content_728383.htm

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このページは、唸声が2008年1月29日 02:03に書いたブログ記事です。

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