写真は豚を飼っていたアパート、「豚、飼ってたのはあそこよ」と指差す住人/中国農産品加工網より、ベランダ豚小屋の内部写真も有るよ、右のサインをしている男が飼主の蘇廷山、加えタバコで退去命令に署名している。
中国農産品加工網1/11-重庆市民因猪肉涨价在自家阳台养3头猪
http://www.csh.gov.cn/xxlr1_103383.html
豚肉の価格が上がっているので自己防衛策で豚をベランダが飼っていたのかと思いきや、このまま価格が上がれば、確実に儲かるからと言うのが飼っていた理由。去年の6月に子豚で買ったときの価格は8.2元/kg、現在は17元/kgと倍以上、もっと太らせてと皮算用していた矢先の退去命令だった。
このアパートには17室あるが、とにかく豚の糞で臭くて仕方がない。住民からの苦情で駆けつけたのが、市民の嫌われ者の城管、1時間半後に飼主の蘇廷山が現れ、三日以内の改善を受け入れた。もし、飼い続けていれば罰金200元、そして豚は強制執行で没収されることになる。
と言うことで「ブランド豚」ならぬ「ベランダ豚」は既に解体されていることだろう。しかし、臭いは簡単に消えるものではなく、このアパートはベランダ豚アパートとして、有名になるかもしれない。
加えタバコの蘇廷山、きっと何か考えている筈だ。
黄文雄氏の「ジョークでわかる中国の笑えない現実」から豚のジョークを抜粋する
貧乏なときは豚を飼う、金があれば犬を飼う
貧乏なときは家でお茶漬けを食べる、金があれば料理屋でお茶漬けを食べる
貧乏なときは道路で自転車に乗る、金があれば室内で自転車に乗る
貧乏なときは妻が秘書を兼ねる、金があれば秘書が妻を兼ねる
【IZA1/13-中国の男性、自宅アパートで食用ブタを飼育】
豚肉価格が上昇を続ける中国で、南西部に住むある男性は自宅アパートでブタ3匹を飼育している。地元メディアが伝えた。
重慶晩報によると、四川省・大足に住む食肉処理業者のこの男性は、昨年6月から自室のバルコニーでブタを飼育。男性の妻は同紙に対し、豚肉需要がピークを迎える来月上旬の旧正月に向けて、体重100キロに育ったブタを販売する計画であると明かした。
昨年12月の豚肉の小売価格は500グラム当たり前月比6.4%高の13.69元(約200円)に達している。
また、新華社は10日に記事を転載。アパートのほかの住民からは「ブタが昼も夜も鳴く」との声が上がっており、においに対する苦情を伝えた。別の住民は外出時、ブタのにおいをごまかすため着ている衣服に大量の香水をつけていると述べた。
地元当局は男性に対し、3日以内にブタを退去させるよう命じている。(ロイター)
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