写真左上の普通のアリと左下の寄生されたアリ、何故か寄生されると腹を突き上げて、気を引くかのようにしている。右はアリの腹の中の線虫とその卵/ Nature.comより
Nature.com1/17-Parasite turns ants into tasty looking berries
http://blogs.nature.com/news/thegreatbeyond/2008/01/parasite_turns_ants_into_tasty.html
【USFRONTLINE1/18-アリを「木の実」に見せる寄生虫~鳥の気を引くため】
寄生したアリを真っ赤に熟した木の実のような外見に変え、鳥に食べさせることで、繁殖している寄生虫がいることが、米科学者らの報告で明らかになった。報告書は、アメリカン・ナチュラリストに掲載された。
ロイター通信によると、この虫は線虫の一種で、アリの外見だけでなく、行動まで変えてしまう。寄生されたアリは、腹部が熟した木の実のように赤く膨れ上がり、その腹部をまるで鳥の気を引こうとするかのように突き出しながら移動するようになるという。
カリフォルニア大学バークレー校のロバート・ダドリー氏と、アーカンソー大学のスティーブ・ヤノビアク氏によると、こうした寄生虫やその働きは新しい発見だという。
今回パナマで発見された黒アリは、嫌な味がするため、通常鳥のえさになることはない。ヤノビアク氏らは、鳥が木の実のように見えるアリを食べる場面を実際に目撃してはいないが、鳥がアリに興味を示した現場を見たため、食べている可能性が高いとみている。
鳥がアリを食べた場合、フンには寄生虫の卵が含まれている。そして、この卵が再びアリによって集められ、幼虫に与えられ、意図せずに幼虫に寄生させていると、研究者たちは推測する。
現在オレゴン州立大学に在籍するヤノビアク氏は同大学のジョージ・ポイナー氏とともに、この線虫に関する別の研究論文を執筆した。同論文は、寄生虫学専門誌「システマティック・パラシトロジー」(2008年2月号)に掲載される予定だ。両氏は、同寄生虫を「ミルメコネマ・ネオトロピクム(Myrmeconema neotropicum)」と命名した。
◇唸声コメント
下の映像を見れば分かるが、寄生されたアリはケツを赤くするだけではなく、上へ突き出し扇情的でさえある。寄生虫がそうさせているのか?宿主を食わせて仲間を増やしていく。
寄生されたアリの映像
UC Berkeley News 1/16-Ant parasite turns host into ripe red berry, biologists discover
http://www.berkeley.edu/news/media/releases/2008/01/ants-vid.shtml
国に寄生し、その国を食い潰しながら、仲間を増やしていく種族に似ている。あなたの周りにケツを突き上げている寄生体はいないだろうか?ご用心あれ!喰ったつもりが喰われていた?なんてことにならないように!
そう言えば、中国のアリ養殖詐欺(「蟻力神」事件) だけど、事態は益々悪化している。大紀元によれば、アリ養殖詐欺の被害者のうち、全省で既に50名は自殺者が出ていると言う。中国の御用新聞は未だに一切触れていない。
その50名のなかのある将校の母親は農薬を飲んで自殺、姉は気が狂ってしまうと言う悲劇があり、その将校は胡錦濤・温家宝に宛てて匿名で抗議の手紙を出したが・・・。
◇大紀元1/18-蚁力神破产母自杀姐疯 军官致信胡温
http://www.epochtimes.com/gb/8/1/18/n1982392.htm
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◇唸声中国/中国十大ブランド企業「蟻力神」の投資詐欺事件/2007/12/16
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