写真は発火の危険性がありリコールされた中国製トースター/米消費者製品安全委員会より
3/6、米消費者製品安全委員会は発火の危険性のあるHamilton Beach社とProctor Silex社のトースター(いずれも中国製造)の約482000台の自主回収を発表した。
リコールされるトースターはパンが焼き上がりポンと飛び出した後もスィッチが切れず発火の危険性があると言うもの。スィッチが切れないとの報告が63件上がっているが、幸いにもケガや火事には至っていない。
2007/8から2008/2までに13ドルから40ドルで売られていたものが対象になる。日本でも輸入販売されているものがあるかもしれないので気をつけてもらいたい。モデルNo等は後述の米消費者製品安全委員会のページをご覧いただきたい。
ポップアップ式のトースターは最近使われているのだろうか?日本ではあまり見かけない。ほとんどがオーブントースターではなかろうか?しかし、ポップアップ式の良いところはパンの焼き具合が「外はカリッと中はしっとり」となるところ、熱源のヒーターがパンに近いか否かなのだろう。
今回リコールになるトースターのデザインは洒落ているが、基本性能がダメでは話にならない。焼き上がってもスィッチが切れなければ、パンは真っ黒焦げになる。
中国製原料が含まれていた血液凝固阻止剤ヘパリンで21名も亡くなっている為に米国では中国製品に関して益々敏感になっている。トースターでどのような言い訳をするのか分からないが、人が死亡するような薬品を作っている国の言い訳など無用である。何を言っても誰も信用しない。
毒餃子の毒が中国で混入していないと言い切る中国に対して、ほとんどの日本人はウソと見抜いている。米国人も同様だろう。この国のウソに付き合っていると命がいくつあっても足らない。
◇米消費者製品安全委員会/Hamilton Beach Recalls Toasters Due to Fire Hazard
http://www.cpsc.gov/cpscpub/prerel/prhtml08/08212.html
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