写真は劣悪環境で作られるピーナッツオイル工場、袋状のものが落花生の入った袋、生産許可証も営業許可証も何もない違法工場が広東にはたくさんある/看中国より
http://www.secretchina.com/news/235278.html
ピーナッツオイル(花生油huā shēng yóu)は中華料理には欠かせない大切なもの。民間製造のピーナッツオイルはブランドものの半値である為に良く売れている。
写真の工場を見た劉氏はあまりに汚さに卒倒する。8年間、この工場のものを料理に使ってきたが、味も香りもよく、友人にもプレゼントしていたと言う。ところが、この工場はボロ屋で錆のある搾油機、そのそばには臭い便所があり、とても衛生的とは言えない状態。劉氏はこの工場のピーナッツオイルを検査に出したところ、基準値を超える5種類の細菌が検出された。
この他に無作為に11種類の民間製造のピーナッツオイルを調べたところ、8種類が国家基準に合致せず、一部には指標基準を10倍も上回るものもあった。
特に落花生に生えるカビはアラフトキシンと呼ばれ地上最強の発がん物質であり、その毒性は猛毒ダイオキシンの10倍以上と言われている。カビの生えた落花生から作られるピーナッツオイルを長期間摂取すると肝臓がんになる可能性が高くなる。そう言えば、中国では肺がんの次に多いのは肝臓がんである。(世界的な趨勢では肺がんの次は胃がんである)
カビの生えた落花生を使うだけで留まらないのが中国の凄さ、このピーナッツオイルに大豆油を混ぜたり、パーム油を混ぜたりするようだ。全ては金の為・・・。
食の安全など一切関係のない中国食品はまだまだありそうである。
これに手を焼いた中国政府は妙な提灯記事を出している↓
人民日報日本版3/10-「メイド・イン・チャイナ」の評判上々
http://j.peopledaily.com.cn/2008/03/10/jp20080310_85040.html
『GFK Roperのシニアバイスプレジデントは、調査の結果から、中国製品は急発展しており、今後も当面この状勢は続き、「メイド・イン・チャイナ」の評判は一層高まるだろうと語る。』
大元の記事になかなか行き着かないが、この英語版の記事はすぐに見つかる。但し、人民日報の英語版だ。米国におけるヘパリンの奇禍は、死を招く中国製品の代名詞にもなりそうな勢いである。『「メイド・イン・チャイナ」の評判上々』とはあまりにも強引過ぎて、誰も信じないぞ。
NYの調査会社GFK Roperはチェックをしておいた方が良さそうだ。
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