写真左はピラニアの水槽で泳ぐように強要されていたブルガリアの少女/Javnoより、右はピラニアの水槽/La Repubblicaより
写真左は問題のサーカス団・マリノサーカス、右は同サーカスのアリゲーターショー/Circus fans Italiaより
ピラニア水槽で泳ぐように強要されたブルガリアの姉妹と両親はブルガリアからの不法移民で1月に着たばかり、週500ユーロの約束であったが、貰えたのは週100ユーロ、一日に15時間から20時間働かされていたという。
逮捕されたのは同サーカス団のオーナーEnrico Ingrassia(57)とその息子のWilliam(33)、娘の夫であるGaetano Belfiore(25)の三名。
昔は悪いことをすると「サーカスに売られる」なんてことを言われたものだが、今でも立派に通用しそうだ。特にイタリアは反社会的勢力の存在も大きく、サーカスとは密接な関係がありそうである。「ナポリのゴミ」と「ピラニアサーカス」はイタリアの暗部の代名詞となるか?
ちなみに世界三大サーカスはボリショイサーカス(ロシア)・リングリングサーカス(米国)・木下大サーカス(日本)である。日本の木下大サーカスは106年の歴史を持つ。
◇写真記事参考サイト
http://www.javno.com/en/world/clanak.php?id=134819
http://www.circusfans.net/circhitaliani/AcquaticoMarino/FOTO.html
【IZA3/27-鬼畜サーカス団、少女にピラニアの水槽で泳ぐよう強要】
[ローマ 25日 ロイター] イタリアの警察は、同国南部のサーカス団から、興行の一環としてピラニアのいる透明水槽で泳ぐよう強要されていたブルガリア人少女(19)と、その妹(16)を救出したと発表した。
警察によると、妹の方は、箱に押し込められた状態でサーカス団員からヘビを投げつけられ、けがをしていた。
2人は週給100ユーロ(約1万5600円)を受け取り、以前は動物の輸送用に使われていたトレーラーの中で寝泊まりしていた。
警察は、姉妹を事実上の奴隷状態に置いた疑いで、ナポリの南でサーカス団を主宰していたイタリア人3人を逮捕した。
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