写真はまるで寝ているかのようなミャンマーの密航者の遺体、冷蔵コンテナに詰め込まれて、窒息死したと思われる。手を上げている遺体が気になる(合掌)/大紀元より
大紀元4/12-冷藏货柜塞121人 54缅劳闷死
http://epochtimes.com/gb/8/4/11/n2077785.htm
4/9、121名のミャンマーからタイへの密航者が6m*2.2mの冷蔵コンテナに詰め込まれ、54名(内女性37名)が亡くなった。一人当たり33㎝四方の空間である。超満員列車よりもさらに過酷な空間、しかも冷蔵コンテナであり、密閉性も高い。
生き延びた密航者も後30分発見が遅れていたら、自分も死んでいた。そして、超過密のコンテナ内で皆気が狂ったようにコンテナを叩き続けたと言う。詰め込まれてから1時間後の惨事である。尚、運転手はドアを開け中を見た途端に逃走した。
生存者の57名が逮捕され、10名が酸欠と脱水症状で入院中である。
日本円で約31500円を払い密航している。ミャンマーの平均年収は200ドルと最貧国クラスであり、この31500円は日本で考えれば、400~500万円に相当するだろう。それほどの大金を払ってもタイで働きたかったのは、国内の混乱が問題であろうか?
タイには合法的に働くミャンマー人が100万人おり、違法就労者も100万人以上いる。ミャンマーの人口が4880万人(2007年度)なのでこの人数は少なくない。ミャンマー人の賃金がタイの最低賃金を割り込んでいることは言うまでもない。
ミャンマーは中共中国とスーチー女史を傀儡とする旧宗主国イギリスの狭間に揺れている。日本が大東亜戦争で果たした役割をもう一度考えて欲しい。
【朝日4/10-タイ:密入国のミャンマー人54人、コンテナで窒息死】
【バンコク藤田悟】ミャンマーと国境を接するタイ南部ラノンで9日夜、コンテナ内に隠れて密入国していたミャンマー人の男女54人が窒息死しているのが見つかった。
タイ警察によると、121人が漁船でタイ側に上陸した後、トラックに積まれた長さ約6メートル、幅約2メートルのコンテナ内に詰め込まれていた。約200キロ離れたリゾート地、プーケット島に運ばれる途中だったが、運転手が窒息者を発見した後、逃走した。コンテナの空調設備が故障していたらしい。
軍事政権による圧政が続くミャンマーからタイへの密入国は絶えず、100万人以上がタイ国内で合法、非合法に働いているとみられる。
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