写真は車両爆発事故現場と同日行われた聖火リレー(右上)/事故現場は大紀元より
http://news.epochtimes.com/gb/8/5/17/n2121366.htm
5/17午後、温州市で自動車が爆発し、死者16名・負傷者29名を出した。同日午前中には温州市で聖火リレーが行われている。爆薬は見つかっていないと話だが、自動車の爆発でこれほど多くの人間が亡くなるだろうか?
事故であるかもしれないが、万一テロであった場合、北京五輪は未曾有の危機を迎えることになる。国内も世界も今、目を向けているのは四川の大震災、チベット問題もウィグル問題も解決に向けて、何の前進もない。毎日、流される四川大震災の悲惨な映像にかき消されてしまったかのようだ。
聖火リレーは四川大震災の義捐金を獲得しながら、晴れの舞台で続けられていたが、5/19から3日間、震災犠牲者を追悼するための「全国哀悼日」とするために、聖火リレーも同期間は一時中止をする。
これだけの災害が同じ国内で起きていながら、紅い旗を熱狂的に振り、進行形である災害を忘れて、大騒ぎをするのは異常である。
【大紀元日本5/18-中国浙江省:車両爆発事故、16人死亡29人負傷】
17日午後2時ごろ、浙江省温州市龍湾区永中鎮青山移民区で車両爆発事故が発生。この事故による死者は16人。同市公安局部門は現場で13人の遺体を発見し、ほか3人は病院へ搬送後死亡したとのこと。また、負傷者29人のうち16人は重傷だという。
温州網によると、17日午後1時54分、温州市公安局分局は該区永中街道龍華村C区の道路で車両衝突による爆発事故が発生したとの知らせを受けた。通報後、現地派出所、消防隊、特巡警、刑事、治安等の部門が直ちに現場に駆けつけた。
報道では、現場でナンバー“浙C96xxx”の乗用車と“浙CH4xxx”の7人乗りバスが発見され、トラクター1台があったという。初期調査によると、周囲に爆発物らしき物は見当たらなかったとのこと。目撃者の話では、事故当時、乗用車とバスは路上に停車しており、トラクターがこの間を通過する際に挟まってしまったため、バックしようとした時に突然爆発が起きたらしい。
現在、事故処理が全面的に展開されており、負傷者はすでに市区2級病院が全力で治療に当たっている。事故原因については調査中。(記者・方暁、翻訳・市村)
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