
写真左は逮捕されたセクシー・フレグランス・プリンスことFranco Guo(24歳)、右は電車の床に座っている男を揶揄しているブログより
左http://www.slide.com/r/S-Y5XU2d4z8n8z-JXBrd6P03Ghp52xpq
右http://fragranceprince.isthebest.net/2008/03/weirdo-in-1st-world-country.html
シンガポールの報道自由度ランキングは153/195ヶ国と以外に低い。逮捕された中国系男性のブログも2ちゃんに書き込まれる差別発言と比べれば、それほどでもない。
我が国でも「人権擁護法案」が可決されるとブロガーから逮捕者が出る。
シンガポールは中華系住民が76.7%とマレー系住民14%を大幅に上回っている。宗教では仏教51%、キリスト教14.6%、イスラム教14.9%となっており、イスラム系マレー住民の不満が溜まっているであろう。彼らが先住民であり、中華系住民は移住者である。
「国家は国語」と言われるが、マレー語は儀礼的なもので、シンガポールは英語を選択した。これも民族問題解決のための苦肉の策か?差別的発言と言われた男性のブログに『Aiya....stupid・・・』とある。アイヤー、まさか逮捕されるとは???
【IZA5/23-ブログで民族差別の男逮捕 シンガポール】
シンガポール警察は22日までに、ブログに民族差別的な言葉を記載した疑いで中国系の24歳の男を逮捕し、ブログ作製に使ったとみられるコンピューター1台を押収した。同警察が発表した。
関連サイトなどによると、男は、電車の床に男性が座っているのを見たとして「マレー人に違いない。ばかなマレー人。これを読んで、自己弁護したいなら、おれに太刀打ちできる教養と早口を身に付けてからにしろ」などと書いた。
シンガポールでは1960年代に多数派の中国系住民(仏教徒など)と少数派のマレー人(イスラム教徒)の衝突で多くの死傷者が出た。再発防止のため、宗教的、人種的感情を害する言動をした者に最長で3年の禁固刑や罰金を科すことなどを刑法で規定している。(共同)
■唸声世界/2008年世界報道自由度ランキング
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