■唸声中国/深セン在住の四川人が震災支援に感謝の新聞広告

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写真は南方都市報(5/22A51版)に一面掲載された「感謝広告」、黒を背景に白抜きの256文字の詩で感謝を表現している/南方都市報より

 

通常ならば10万元≒149万円の広告料を格安で引き受けたというから、新聞社も天晴れである。おまけにこの広告料は寄付したと言う。いい話だ。

 

義捐金も大切だが、この広告を出した唐氏は感謝を選んだ。義捐金が四川で正しく使われるかを疑った訳ではないだろう。しかし、確実に自分の気持ちを全ての中国人に伝えることができた。

 

同じ新聞広告でも慰安婦問題では日本を非難する意見広告を出した。金を出した華僑も載せたNYTimesもおかしい。止む無く日本側もワシントンポストに反論の意見広告を出している。

 

非難は割増料金で感謝は割引料金ではないだろうが、南方都市報は評価を上げた。後は政府と関係なく真実を報道してもらいたい。それは無理か・・・。

 

ちなみに日本のA新聞社の15段(379mm*510mm)モノクロ広告(全国版、通常期)は42,045,000円、30段2連版(新聞紙を広げた大きさ)の同条件では75,040,000円にもなる。こんな高かったら、おいそれと感謝もできないなぁ。

 

A新聞社の広告料金シミュレーター↓

http://adv.asahi.com/rate-sim/index.html

 

RecordChina5/25-「支援ありがとう」四川省住民が感謝の新聞広告―広東省深セン市】

2008523日、南方都市報にある一面広告が登場した。広告には「お互い全く面識がないとはいえ、どうか深センに住む四川人の感謝の気持ちをお受け取りください。あなた方の被災地への支援に心から感謝の意を表すものです」とのメッセージが書かれている。

 

同広告は広東省深セン市住む四川籍の市民3人が共同で出稿した。広告主の一人である唐(タン)さんは多くの人が被災地を援助している姿を見て何とか感謝の気持ちを伝えたいと考えたという。当初は自分の車に「被災地市民はあなたに感謝します」とのステッカーを貼っていたが、これではごく少数の人にしか伝えられないと新聞広告をすることに決めたという。

 

中国でも知名度が高い「南方都市報」の広告費用は一面広告ならば10万元(約150万円)を超える巨額のもの。しかし、唐さんらが思いもよらなかったことに費用は極めて小額で済んだという。同紙は、広告費は同社創設以来の低価格を掲示、その費用も被災地に寄付したという。(翻訳・編集/KT

http://www.recordchina.co.jp/group/g19519.html

 

◇南方都市報/5/22A51版広告↓

http://www.nanfangdaily.com.cn/southnews/pdf/ds/20080522/A51.pdf

感謝の文字の下の部分が欠けている。感謝に欠けているとは言わないが、何か中途半端だなぁ・・・。

 

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このページは、唸声が2008年5月25日 16:07に書いたブログ記事です。

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