表はtop20まで、色枠は日本企業(1位トヨタ・16位シャープ)/forbesより作成
Forbes6/4-Reputation Institute Global 200(全リスト)
Forbesにより6/4に発表された「評判の良い企業、世界200社」で我が国のトヨタが堂々の一位となった。グーグルがいきなり二位に飛び出したのも優良企業として市民権を得たからであろう。
選考項目は、「製品、サービス、革新性、仕事場、市民権、ガバナンス、リーダーシップ、性能」で特に重要なものは、「製品・サービス・市民権」である。
200社に選考された企業は、米国54社、日本16社、ブラジル12社、ドイツ・英国・インド11社、ロシア10社、フランス・イタリア8社、スペイン7社、中国6社、カナダ5社(5社未満省略)と日本の健闘が光るが、米国企業が些か多すぎる。
これは27カ国1000以上の会社がノミネートされているが、米国150社/日本40社/中国・英国35社/フランス・ドイツ30社/ロシア20社に関係している。
ノミネート社数を考えると特筆すべきはブラジルの12社とインドの11社か。
ブラジル
Petrobras・Grupo Gerdau・Usiminas・Vale・Correios・Grupo Votorantim・CSN・Pão de Açúcar・Banco do Brasil・Braskem・Casas Bahia・Grupo Odebrecht
20位のPetrobrasは国営石油会社でバイオエタノールも手がけている。40位のウジミナスは製鉄会社で日系移民が資本・技術両面で大きく貢献した企業。新日本製鐵のグループ会社でもある。178位のカサス・バヒアは家電量販店
インド
Tata Group・Infosys Technologies Limited・Maruti Udyog (Suzuki) Ltd・State Bank of India・Hindustan Lever Limited・Hero Honda Motors Limited・Life Insurance Corpn. of India (LIC)・Bajaj Auto Limited・Oil & Natural Gas Corpn. Ltd. (ONGC)・Mahindra & Mahindra Limited・Indian Oil Corp. Ltd. (IOC)
5位のタタは格安自動車で有名、77位のマルチ・ウドヨクは日本のスズキの子会社でマルチ800を大ヒットさせた。ちなみに日本のスズキは139位。147位のヒーローホンダはヒーロー財閥と本田技研の合弁会社(現在持ち株比率は26%づつ)でインドのバイクシェアを50%占めている。日本のホンダは39位。
14位のインフォシス・テクノロジーはオフショア・アウトソーシング(海外へアウトソーシングすること)の先駆者、「テクノロジによるビジネス転換イニシアティブを概念化および実現するパートナーとして、全世界の顧客企業にコンサルティングおよびITサービスを提供しています」だって、この意味分かるかな?
これは日本の義理チョコでもよく使われるもの。日本も貢献しているぞ。
20位以降の日本企業
28位 松下電器
34位 ブリジストン
35位 キヤノン
37位 イーオン
38位 ソニー
39位 ホンダ
62位 富士フィルム
75位 セブン&アイ ホールディング
109位 日立製作所
135位 デンソー
139位 スズキ
146位 NEC
148位 KDDI
194位 富士通
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