写真は炎上する済南市五輪体育センター/看中国より
看中国7/27-济南11届全运会球类体育馆起火(图)
http://www.secretchina.com/news/256142.html
7/27、2009年開催予定の第11回全国体育大会で使用される球技体育館から火災が発生した。作業による失火が疑われているが、北京オリンピック開催直前であり、テロの可能性も否定できない。
同体育館では2008/6/30に山東省各種警察、武装警察、衛生部門、市政府など合同で1500人が参加して、反テロ演習「泰山2008」が行われた。テログループが十数名の人質を取り、爆発物を仕掛けたとの想定で演習が行われている。
同体育館は北京オリンピックでは使用される予定にはないが、五輪関係者は神経を尖らせている。
体育館周辺は岩綿(ロックウール)の燃える刺激臭で充満していると言う。岩綿は石綿(アスベスト)よりも繊維が太く、呼吸系には入り難いとされている。
【毎日新聞7/28-中国:建設中の体育館で火災…作業による失火か 山東省】
【北京・浦松丈二】新華社通信によると、中国山東省済南市に建設中の「済南市五輪体育センター」の球技用体育館で27日午後5時(日本時間同6時)すぎ、火災が発生し、屋根を焼いて同日午後10時11分(同11時11分)にほぼ鎮火した。
センターは同省で来年開催される国内大会「第11回全国競技大会」のために新たに建設されており、年末にも完工予定。北京五輪の競技が開催される予定はないが、五輪テロを想定した当局による演習が6月末に実施された。北京五輪のメーンスタジアム、国家体育場(愛称・鳥の巣)に似た外観から「小さな鳥の巣」と呼ばれている。
同通信によると、火災は体育館屋根の西北部から出火。現場の作業員によると、出火当時、屋根部分の切断作業が行われており、作業による失火が疑われているという。
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