上記は香港明報8/20の記事と写真、写真は地下鉄での警備の様子
8/17午後2時、安全チェックポイントで検査中のトラックが突然爆発した。近所の住民は三回の爆発音を聞いている。すぐにトラックは燃え出し、後続のバスの運転手や乗客は命からがら逃げ出した。検査をしていた公安やトラックの運転手がどうなったかは分かっていない。この爆発で二十数名が負傷し、病院へ送られている。
テロへの疑いが濃厚であるが、新華社などの政府系メディアは一切この事に触れていない。
オリンピック公園公共区には415の安全チェックポイントがあり、また185台のX線装置で人と車両をチェックしていると言う。
オリンピック開幕から8/17までに508万人、410万件の荷物を検査、自動車も206千車両を検査し、14000件の違反物がチェックされた。それでも、こうしてテロが起きるのである。また、爆弾テロの脅迫電話は百件を超えている。なんとも物騒な話。
今回の爆発も正式報道はなされないのだろう。ひょっとしたら、亡くなっている方やもっと多くの人がケガをしているかもしれない。都合の悪いことは報道をしない体質は、このオリンピックでも変わっていない。
報道規制だけでなく、仰々しい警備も検査もあまり役に立っていないことが確認された事件である。
以下は大紀元日本の記事、参考にされたい
【大紀元日本8/20-北京:安全検査所で検査中の車両が突然爆発】
北京の安全検査所で8月17日、車両が爆発し、20人が負傷した。
香港の中国人権民運情報センターによると、爆発が起きたのは17日午後2時ごろ。一台のトラックが北京市白廟付近の安全検査所で検査を受けている時に突然爆発が起きた。辺りは一時混乱状態となり、被害を受けた20人が病院に運ばれ手当てを受けたという。
白廟安全検査所と交通警察は爆発の発生を認めているが、コメントを控えているという。
また、同センターは爆発とテロ攻撃の関連は排除できないと伝えている。
河北省秦皇島の科学技術会社ビルが先週、テロリストの爆弾攻撃を受け、2人が死亡した。しかし、北京五輪組織委員会は後日、これはただの生産過程中に発生した事故であり、テロ攻撃とは無関係であると発表した。
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/08/html/d21388.html
明報8/20-北京汽車爆炸逾20傷 安檢時發生不排除恐襲
http://www.mingpaonews.com/20080820/cca1.htm
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