写真は三鹿の粉ミルクを前に嘆き悲しむ亡くなった甜甜ちゃんの家族<陝西省旬邑県>/看中国より
9/18未明、新疆ウイグル自治州で乳児が亡くなり、これで4人目の犠牲者となった。乳児の腎臓結石患者数は6244名(9/17現在、内158名が重症)となり、まだまだ増えるであろう。
写真の朱女史は2007/7/28に甜甜ちゃんを産むが、お乳が出ないために、初めから三鹿の粉ミルクを飲ませた。家族は甜甜ちゃんを可愛がり、少々高い三鹿(三鹿は比較的安いので有名なのだが?下には下がある)を飲ませたと言う。
4/26、甜甜ちゃんはオシッコをしなかった。何も食べず、嘔吐して泣いてばかりいる。地元の医者は消化不良との診断、この時点で腎臓結石が分かっていれば、命は救えたかもしれない。甜甜ちゃんはオシッコをするたびに大泣きをした。
6/9、2日間も尿が出ず緊急入院後、危篤となる。6/10、CTで輸尿管結石が見つかる。6/12、手術を行う。この時点では三鹿との関係は分からず。
旬邑県原底郷のスーパーで甜甜ちゃんのおじいさんとおばあさんが、いつも三鹿の粉ミルクを箱ごと買って行ったそうだ。8/3、甜甜ちゃんは一歳と6日、とても短い一生を終えた。赤ん坊に飲ませる粉ミルクを誰が疑うのだろうか?おじいさんとおばあさんはメラミンを混入させた中国人を呪っているに違いない。
メラミンミルクは2005/4から作られていたことを河北省の楊崇勇副省長が明らかにした。過去の症例を洗う必要がある。ペットフードにしても粉ミルクにしてもたまたまメラミンの量が多すぎたために事件となっただけかもしれない。つまり、安全なミルクなど中国には存在しないのではないか?
中国では乳製品の需要が急激に伸びていることもこの事件の根底にある。ニュージーランドなどから輸入をしている状況なので、国内産は供給が追いつかない。要するに、需要を満たすために水増しをしたと考えられる。
看中国9/17-陕西一岁幼童死于肾衰竭 死前喝完八箱三鹿(图)
http://www.secretchina.com/news/263400.html
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