写真はメラミンが検出された中国伊利集団の伊豆小豆・栗アイスバー、伊豆の上に「夏の和風」との日本語
伊利集団の乳製品を30品目チェックして、上記8品目にメラミンが検出された。「雪條」はアイスキャンデーのこと/文匯報より
http://pdf.wenweipo.com/2008/09/19/a11-06-0919m.pdf
三鹿の毒粉ミルクの高濃度含有メラミンに比べれば、伊利の乳製品のメラミン含有量は微量と言えるが、いつ何時メラミンの含有量が増えてもおかしくない。要するにメラミンの含有量などを検査しているわけではないからだ。
文匯報の記事によれば、この表の下から三番目の高カルシウム低脂肪牛乳を体重60kgの人が毎日3.8リットル飲めば、健康被害があると言う。
伊利集団は北京オリンピックの乳製品唯一のオフィシャルメーカー、つまり選手団にもこの乳製品が提供されていた。オリンピック及びパラリンピックへの提供製品には問題がなかったとしているが、本当のところはどうであったのか???
中国では安全な粉ミルクを求めてパニックとなっているらしい。日本の森永などの割高な外国産も売れている。中国品質監督検疫総局はほとんどのミルクは安全だという結論を出しているが、メラミンが幅広いメーカーから検出されている状況では、こんな曖昧な安全宣言を信用する中国人は少ない。
写真は森永の「チルミル」、漢字で「吉利蜜」と書かれている。400gで73元、三鹿のメラミン粉ミルクは400gで23元
今回の中国の乳製品トップメーカーである伊利集団のメラミン混入は、普段食品の安全性に対して気にしない中国人にも衝撃を与えた。拝金主義のブレーキとなればよいのだが・・・。
今度は中国製のあんこから毒物?
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080919-OYT1T00662.htm?from=main1
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