写真は万里の長城から露出している白骨/大紀元より
万里の長城と言えば、北京郊外の八達嶺が有名であるが、なにせ6352kmもあるのだから、他の地域の長城が話題になってもおかしくない。
今回、白骨が露出したのは、陝西省楡林市靖辺県新城郷の土壁による古長城、人為的に壊された土壁の至る所に白骨が散っているようだ。
築壁にかりだされた男たちが作業中に死ねば、土壁に埋めてしまうのだろう。それとも万里の長城を霊的にも強固な防護壁にするために「人柱」として生き埋めにされたのだろうか?
いずれにしても長城に怨念は残る。これを外敵に越えさせない為には人の命も犠牲にするのが支那の考え方かもしれない。
しかし、考えてみるとこの壁の中が支那であり、この壁より北は他国となる。つまり、チベットもモンゴルもウィグルも当然他国であるのは、中国人の大好きな歴史的事実からも明らかである。
さて、長城から骨が現れたと言う話が出ると、必ず「孟姜女」の登場となる。
孟姜女の夫は結婚した翌日に長城建設にかりだされ、そのまま帰ってこなかった。3年が経ち、孟姜女はやっとの思いで建築現場へたどり着くと、既に夫は役人に殴られて死んでおり、壁に埋められたことを知る。
孟姜女は悲しみ激しく泣き叫ぶと、長城が崩れてその壁の中から多くの白骨が現れた。孟姜女は自分の指を切り、自分の血を吸い込む骨が夫であると遺骨を探し当てた。その後、孟姜女は自殺したと言う。中国人なら誰でも知っている話である。
さて、この白骨は誰の血を吸い込むのだろうか?
多くの写真有り↓
大紀元10/23-【组图】古长城下惊现“皑皑白骨”
http://epochtimes.com/gb/8/10/24/n2307608.htm
役人に殴られて死ぬのは昔も今も変わらないこの国の伝統文化である。
コメントする