写真はかなり大きい縁起熊手、亀戸一の焼鳥店「鳥雅」さんのもの/唸声撮影(2008/11/29)
今年の三の酉は土曜日と言うこともあって、たくさんの人で溢れていた。縁起熊手の取引があちこちで成立し、景気のよい手締めが行われている。ここにいると日本が本当に不景気なのか疑ってしまう。
『縁起物の代表である熊手は、鷲が獲物をわしづかみすることになぞらえ、その爪を模したともいわれ、福徳をかき集め、鷲づかむという意味が込められている』ウィキペディアより
3000円の小さいものから、巨大なものまでたくさんの熊手が売られていた。当然、値段がある訳ではない。写真のものは、亀戸の焼鳥店「鳥雅」の熊手、価格は十数万円也、二万円値引いてもらったが、その分はご祝儀で渡したそうだ。
店主の笹岡氏に聞くと、景気は良かった時は、店に飾る熊手にお客さんからのご祝儀のお札が数十万も差し込まれていたとのこと。
下衆なことを言うようだが、縁起熊手に領収書はない。当然ながら、ご祝儀にもない。熊手商の会計がどうなっているのか分からないが、神の領域なのだろうか?
まぁ、細かいことは言わず、神頼みする神がいる国に感謝することにしよう。
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