図は北京オリンピックのマークに唸声が「奥运加油,中国加油」を加筆したもの
我々日本人もオリンピックの「加油」コールで嫌でも覚えた単語である。この「奥运加油,中国加油」の公式ロゴを中国財政経済出版社が自社サイトで勝手に使ったために、北京市工商行政管理局は1万元の罰金を要求した。
中国財政経済出版社の李軒弁護士は、「愛国と北京オリンピックのために善意でやったことであり、商業目的はない」と反論している。また、北京市工商行政管理局は中国財政経済出版社を聴取することもなく、また公聴会も開かずに、行政処罰を決定しているとして、裁判所に取り消しを求めている。
これに対して北京市工商行政管理局は、未許可でオリンピックのロゴを使うことは、潜在的な商業目的であるとしている。また、罰金3万元未満は公聴会を開くことなく決定できるともしている。
尚、この裁判の判決はまだ出ていない。
コピー大国の中国でどうなるか、唸声としては興味津々である。また、愛国無罪となるのかどうか?西洋の常識では、罰金が妥当だが、知財にまだまだ緩い中国、どうなるだろうか?
看中国12/2-出版社网站「奥运加油」字样被罚1万人民币
http://www.secretchina.com/news/273049.html
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