■唸声中国/ワインの合格率66.7%、水産加工品の合格率は54%

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記事は南方日報2009/1/15より

http://www.nanfangdaily.com.cn/epaper/nfrb/content/20090115/ArticelA02002FM.htm

 

1/14、広東省食品安全委員会は記者会見の席上で食品の合格率を発表した。

 

酒類ではワインの合格率が66.7%、ピーナッツオイルは68.7%となり、水産加工品の乾物モノは54%、春節に向けての食品の安全性が問われた。

 

ウィスキー・ウォッカ・ラム酒・テキーラの合格率は60%と低く、表示されたアルコール度数との問題ではないかと思われる。ワインの不合格理由は酸化防止剤のソルビン酸=山梨酸orソルビン酸カリウム=山梨酸鉀が基準量を超えて添加されていたことによる。また、甘味料が基準を超えて使用されているともある。

 

日本ではワインへはソルビン酸&ソルビン酸カリウムの添加は認められていない。亜硫酸ガス&亜硫酸塩が酸化防止剤として使われている。ワインボトル内で酸化が進んでしまうために止む無く使われる。

 

白酒の合格率はなんと90%と言うから驚き、あれだけニセ酒が出回っているのに、たまたまチェックされなかっただけだろうか?この記事を読む限りは輸入物の洋酒を飲むよりは自国のパイチューを飲みなさいと言う事なのだろう。

 

ピーナッツオイルの不合格品はニセモノを混ぜてある。そうした質の悪いオイルには毒素も含まれており、肝臓がんになる可能性もある。

 

水産加工品の不合格乾物モノ(そのまま食べられるもの)には菌が基準の100倍以上もいて、食べてはならない。但し、魚・えびなどの水産品の合格率は96.5%と高く安心できるかも知れない。ただ、水銀濃度等の試験をしているかどうかは不明だが・・・。

 

野菜の農薬残留率に関しての試験では合格率の低いものでササゲの85.9%とセロリの89.4%。まずまずなのか?

 

ベーコンの合格率は62%、これは赤色102号と赤色2号が使われているからとされている。日本では認められている食品着色料だが、米国では禁止。

 

スナック菓子の合格率は53.1%と低い。理由は書かれていないが、揚げている油が悪いか?食品が酸化しているかであろう。中国のスナック菓子には要注意!

 

昔、スナック菓子を食べるとバカになると聞いたことがある。これはまさに酸化した油が脳細胞に悪いからであろう。

 

どこまでこの率を信用するかはこれを読んだアナタが決めて欲しい。あくまでも政府側の発表なので、そのへんもよろしく。

 

豚肉についての合格率の発表はなかった。病死ブタとの兼ね合いだろうか?

 

この国では歴史も合格率も作られるものなのだろうか?

 

 

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このページは、唸声が2009年1月15日 21:30に書いたブログ記事です。

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