2009年2月アーカイブ

写真はガス圧シリンダーが爆発し座面部分に穴が開いている椅子/シンガポール日報2009/2/16より

http://www.sinchew.com.my/node/102525?tid=2

 

1月14日、山東省膠州市でパソコン用の椅子が突然爆発し、座っていた14歳の少年は肛門に椅子のパーツや棒などが刺さり、病院へ搬送されたが、出血多量で亡くなった。

 

爆発が起きたときに少年は一人、痛みをこらえて父親に電話をしたが、病院への搬送は1時間後となり手遅れとなった。

 

ガス圧で座面を上下に調節するタイプのものでパソコン用の椅子としては一般的なものである。このガスシリンダーが爆発した。少年が搬送された病院ではこの1ヶ月に3件もの同様の椅子爆発があり、臀部にケガをした人が運ばれて来たと言う。

 

2007年11月にも同様の椅子の爆発があり、68歳の男性の肛門に20cmもの部品が突き刺さっており、腸を5cmも切り裂かれる重傷を負った。

 

記事にはガスシリンダーが爆発する可能性として3点を挙げている。

1.注入されている気体にチッソ以外のものが含まれている場合

2.シリンダーの材質が悪く、耐圧製に欠ける場合

3.密閉度が低い場合

 

油圧の方が安全性が高いかも知れないが、今売られているものはほとんどがガス圧タイプのもので、そのほとんどが中国製である。全ての中国製に問題があるのではなかろうが、早く製造メーカーの不良品を特定してもらいたい。

 

亡くなった少年の体重は80kg、不良ガスシリンダーに必要以上の圧力を加えたことが爆発の原因となったかもしれない。これから椅子に座るときはガスシリンダーを圧迫しないように座らねばならない。さもなければ、鋼板をお尻の下に敷くことか。

 

お尻の下に地雷が埋め込まれているようなものだ!

写真は路上で物乞いをする少女/看中国2009/2/14より

http://www.secretchina.com/news/281443.html

 

この記事のタイトルは「90后妹妹衣着光零花」、翻訳すると「1990年代生まれのかわいらしい服を着た少女が街頭で物乞い、ただお小遣い欲しさに」

 

路上にチョークで書かれたものは「6角≒8円下さい。中華饅頭を買って食べます。余裕のある方は交通費もちょっと下さい」とある。場所は重慶、最近こうした光景をちょくちょく見かけると言う。

 

1元下さい。そのお金で家に帰ります」「1元ください。饅頭を買って食べます」などが彼女らの物乞いのスローガンである。当然ながら、そのお金で饅頭を食べる訳ではない。そのお金でカラオケやネットカフェに行くのだ。

 

これからの中国を背負っていく若者が物乞い根性では情けない。自分で働かずにこうした行為で安易に金を得るのであれば、この先は援助交際にでも進むのだろう。

 

自分の大切な一人娘が物乞いをしているのを親は知っているのだろうか?恥ずかしくて顔も上げられないのが救いといえば救いか?

 

下の写真の健気な新聞売りの少女の爪の垢でも・・・。さて、どちらの親の顔を見たいかな?

写真は春節で新聞を売る幼子/看中国2009/2/2より

http://www.secretchina.com/news/280025.html

 

 

写真は突然蒸発した嫁の写真を見て呆然とする張さん/騰訊網2009/2/11より

http://xian.qq.com/a/20090211/000016.htm

 

陝西省漢中市で1月28日に11軒の家から昨年結婚した11人の新婦が突然失踪したことが分かった。行方をくらましたのはいずれも四川人の花嫁で11軒の家のつながりはない。嫁が失踪したのを現地の派出所に届けると漢中市の他の村でも同じことが起きていた。その数、11名。

 

張さんの息子の周さんは27歳の独身、昨年の12月24日に甥の妻(四川人)の親戚の女性の蔡と会い、互いに好感を持ち、縁談へと進む。38000元≒50万円の結納金を蔡の兄に支払い、12月26日に民政局へ婚姻届を出す。

 

蔡は周さんの親である張さんの面倒をよくみたので、張さんは未だに騙されたとは思っていない。

 

中国では男女比が著しく狂っており(男が多い)、お嫁さんを探すのも簡単ではない。結納金も5~6万元≒66~80万円がこの村の相場のようだ。年収が数千元の村人にとってはこの結納金は大きな金額である。

 

彼女らの身分証や戸籍簿は全て合法的だとしているが、この程度の証明書は簡単に作成できるだろう。結納金を受け取った兄が主犯格なのか?集団結婚詐欺グループは他の地域に移り、また同じことをする筈だ。しかし、上記の写真にあるように結婚写真も撮っており、顔は割れてしまった。次の地区では他のメンバーを揃えるのか?

 

集団だから目立つのであって、この手の詐欺はたくさんあるのではないか?

 

写真は南方網2009/2/9から、残念ながら肝心の部分にボカシが入っていて、変形しているのか不明

http://fs.southcn.com/xwss/shxw/content/2009-02/09/content_4893422.htm

 

趙さん(39)は佛山市の康美医院で3ヶ月前に豊胸手術を受けたが、手術後オッパイは変形をして左右釣り合いが取れず乳首も変形して、8万2千元≒1096000円の損害賠償を考えている。

 

2006年に別の病院で豊胸手術を受けており、今回は二度目、ネットでこの病院を探した。

 

写真は康美医院のHPから手術例、巨乳を小さくする手術もある。

http://www.fskm.cn/fx3w.asp

 

病院側は手術の問題ではなく、本人の体質の問題だとしている。

 

趙さんはサービス業?(記事では娯楽業)で、このオッパイのために稼ぎ時に仕事にならなかっただけでなく、彼氏も去って行ったと言う。

 

病院側は無料で再手術を申し出ているが、趙さんは断っている。

 

お隣の国でも整形は盛ん、子供から大人まで気楽に整形を行う。だから失敗も多くある。この病院には韓国人医師が二名、豊胸の権威と称するクレイ()と言う外国人もいる。

 

このセンセーショナルな写真は中国中を駆け巡った。たぶん再手術を行うのだろう。やり方によっては、双方の宣伝になる。この国では騒がないと損をするとの教訓なのか?

 

 

写真は調査船第3勇新丸の左舷船尾側に体当たりして右舷錨が調査船のブルワークに引っかかっているスティーブ・アーウィン号/日本鯨類研究所HPより

http://www.icrwhale.org/gpandsea-img141.htm

写真はスティーブ・アーウィン号の体当たり襲撃によってなぎ倒された目視採集船第3勇新丸の左舷船尾ブルワーク/日本鯨類研究所HPより

http://www.icrwhale.org/gpandsea-img145.htm

写真は長距離音響発生装置(LRAD)/YouTubeより

http://www.youtube.com/watch?v=yIbjlAwC94M

上記動画で警戒音を聞くことが出来る。LRADの音波を受けると鼓膜を殴られてような感じだとか?

 

ソマリア沖とどう違うのか?このままだと死者が出るかもしれない。それまで何もしないのでは、政府はあまりにも日本人の命を軽視していないか?シーシェパードのやっていることはテロと同じ。日本に対する攻撃として、対応が必要である。これはクジラの問題ではない。武力をどうせ使わないとしてなめてかかっている。海のテロリストに鉄槌を!

 

 

 

 

写真は川に捨てられた病死豚/看中国より

http://www.secretchina.com/news/280501.html

 

2月3日、山西省洪洞県政府の統計によると、1300頭を超える豚が急性伝染病により死亡している。同県牧畜局はそれが豚コレラであると診断した。

 

同県での養豚は18万頭にも及び、感染拡大は経済的損失も大きい。この経済的損失をカバーするために、豚コレラにより病死した豚を悪徳食肉業者へ流している可能性もあると言う。万一、食べたとしても豚コレラは人への感染はしないと言われているが、病死豚を食べることでどんな影響が出るのか?考えると恐ろしい・・・。

 

感染豚は唾液・涙・尿・糞にウィルスを排出し汚染源となる。また、汚染精子で人工授精させても感染する。尚、汚染した冷凍豚肉や非加熱豚肉製品の中で何年もウィルスは生存するので、病死豚を流通させると感染は間違いなく拡大する。つまり、経済的損失をカバーしたつもりが、拡大させていることになる。

 

死んだ豚のうち、7割は子豚である。また、豚コレラに感染した豚の死亡率は8割以上と高く、治療法はない。

 

我が国は豚コレラ清浄国であるが、万一豚コレラが発生した場合、発生農家に対しては、評価額の1/3から4/5の手当金が交付される。-農水省、豚コレラに関するQ&Aより-

http://www.maff.go.jp/soshiki/seisan/eisei/cholera/basic.htm

 

格安の 子豚の丸焼き トンコロリ?

 

写真はタバコを吸う2歳児/YouTubeより、動画もご覧あれ

http://www.youtube.com/watch?v=3jMz2C4FvGM

 

この動画が数日前に中国でアップされて何十万人もの網友が見ており、この子供の両親への非難の書き込みが多い。

 

この子供の両親は食料品市場で魚を売っており、その市場での録画のようだ。周りの下品な大人たちの笑いが癇に障る。子供の後ろにいるオートバイに乗った男が父親なのか?

 

一人っ子政策で大切な息子にタバコを吸わせるとは・・・?これも中国の現実なのだ。

 

たくさんのTVショッピングに夫々違う名前で同じ男が出ているぞ!

写真左は糖尿病薬広告の医学専門家・孫仕友、右は中華生物磁学会副会長・張国行/大紀元より

写真左は中国男性健康研究センター・呂青教授、右は国際糖尿病協会主任・顧伯動教授

写真左は骨病専門家・王志倫教授、右は山東東方男科医院の性病専門家

写真は役者の李兆民、上記の先生方全てを演じている。右はドラマ「任長霞」で刑事役の李兆民

 

役者だから医者や大学教授を演じるのは商売、しかし、これは視聴者を騙す立派な犯罪行為であり、詐欺罪である。架空の人物?架空の団体?商品を売るためには何でもありのデタラメ振りがよく分かる。

 

日本のテレビショッピングはどうなのかは知らないが、記事によれば、中国のものはかなり酷いようだ。美容の宣伝は化粧でごまかす。ダイエットも豊胸もコンピュータソフトで思いのまま。

 

こんなインチキ宣伝をしているのだから、中身も推して知るべし。

 

中国では売る方が悪いのではない。騙される方が悪いのだ。この基本原理を忘れてはならない。購買層はこの商品を法的に提訴する余裕のないことも見抜いている。

 

他の役者の掛け持ち宣伝もあるのでどうぞ大紀元をご覧あれ。良くぞ見抜いた中国の網民も見事!

 

大紀元2/3-网民广告造假 一人百演多名“家”

http://epochtimes.com/gb/9/2/3/n2416178.htm

 

 

写真は「渝A66666」のプレートが同時に3枚出現/大紀元より

http://epochtimes.com/gb/9/2/3/n2416529.htm

 

渝は重慶のこと、重慶で同じナンバープレートが3枚も出てきた。内2枚はニセモノ、ひょっとすると3枚とも???

 

左の自動車は日本の光岡自動車「我流Ⅱ」、記事では1千万元≒1億3千万円となっているが、それほど高くはない300~400万円程度であろう。

 

真ん中はキャデラック、百万元≒1300万円と記事にある。右はアウディー。どうやらキャデラックが本物らしいと・・・。

 

ナンバープレート自体に値がつくので、このプレートもいい値段がついたろう。しかし、登録時に真偽が判明する。ニセモノを持っている者は登録すらしないだろう。

 

立派な自動車に乗っていても中身はニセモノ、こんな車と事故に遭遇すれば、碌なことはない。二度轢きされるかもしれない。

 

ちなみに中国人の一番好きな数字は「8」、8は「發」で金持ちを表す、でも四川大地震以来8が縁起悪いとのことで、「6」が人気上昇中とか?6は「流」で物事が順調に流れるの意。並ぶと喜ばれる。

 

ニセ札でも同じ番号があるこの国ではナンバープレートぐらいじゃ驚かないのかもしれない。軍用ナンバーにすると、通行料や駐車料金が免除され、また警察の取締りも甘いようだ。その為に軍用プレートのニセモノをつける者も後を絶たないという。

 

 

写真は新快報1面トップ、「ニセの糖尿病薬で二人死ぬ」/新快報2009/1/31より

http://epaper.xkb.com.cn/view.php?id=374725

写真は本物の糖尿病薬「糖脂寧膠嚢」/同薬製造メーカーHPより

http://tangzhining.cn/index.html

 

中国衛生部は1月30日に、広西平南製薬工場で作られた「糖脂寧膠嚢」(ロットNo081101)の使用を停止するよう通達した。

 

1月17日と19日に新疆ウイグル自治区カシュガル地区で二人の糖尿病患者が同薬を服用し死亡した。二週間近くも経っており、何か不自然でもあるが、同薬について調べていたのか?

 

問題となった薬のロットNo081101はメーカーで存在しておらず、どうやらニセ薬であることが判明した。このニセかどうかの調査に2週間をかけたのか???

 

記事にはニセ薬には「格列苯(グリベンクラミド)」が添加されており、中国においては非法と書かれている。糖脂寧膠嚢はⅡ型糖尿病に効く薬であるが、グリベンクラミドもⅡ型糖尿病の治療薬でもある。

 

グリベンクラミドはインスリン分泌を促進させることによって、血糖降下作用を示す。インスリン製剤と異なって経口投与が可能であり、<オイグルコン>などの商品名で錠剤として発売されている。ただ、中国のニセ薬のように血糖値を下げる健康食品にも添加されていることもあり、注意が必要である。

 

2008年2月に「男根増長素」なる薬にグリベンクラミドとバイアグラ成分が入った怪しげなモノを飲み低血糖状態となったケースがある。怪しげな薬は用量がデタラメなので、低血糖を起こす可能性がある。糖尿病患者が低血糖を起こすと死ぬ可能性もある。今回のニセ薬死亡事件も低血糖による死亡であろう。

 

百度百科によると、2002年度で中国の糖尿病患者は4000万人で毎年120万人単位で増え続けていると言う。同百科による予防策は規則正しい生活と性生活・・・。

http://baike.baidu.com/view/923.htm

 

 

唸声


世界のニュースネタをお届けします。映像や写真、色々な国の新聞もご紹介します。笑いあり、涙あり、グロもあり!世界には我々日本人の知らないことがいっぱいあります。

このアーカイブについて

このページには、2009年2月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2009年1月です。

次のアーカイブは2009年3月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ