写真は倒れるチベット僧と警官達/看中国2009/3/8より、僧侶の奥の警官が消火器を持ち、手前と左奥の警官は銃を持っているのが分かる。
http://www.secretchina.com/news/284099.html
写真は拡大された僧侶の痛々しい様子、アゴをあげており、この時点では生存していたと思われる。
写真は僧侶の周りに集る警官達、救助をしているようには見えないが・・・。 2月27日、チベット暦の新年三日目、四川省アバ・チベット族チャン族自治州アバ県で1,000人以上の僧侶が格爾登寺(キルティ・ゴンパ)の仏殿に集まり、祈願法会を行おうとしていたが、当局は罪に問わないことを条件に解散を要求した。 これに抗議をし、焼身自殺をしたのは、格爾登寺のチベット僧で扎白さん(24歳)、雪山獅子旗とダライ・ラマ法王の写真を高く掲げ、油を染み込ませた袈裟に火を放ち、スローガンを叫び街頭に突進した。 そんな扎白さんに警察は三発発砲、内一発が扎白さんに当たった模様。この記事においても生死は不明。 焼身自殺をする者に発砲する精神構造はどんなものなのだろう?自殺の中で焼身自殺が一番つらいと聞く。しかし、楽にさせる為に発砲したのではあるまい。信仰心もないので僧侶に対する敬意もない。警察には僧侶の全てが不穏分子であり敵なのであろう。 毎年、全人代の開幕時に人民大会堂の前で自殺者が出るが、その者に対して発砲はあり得ない。 生死は不明であるが、扎白さんの自殺は他殺も加わり、二度の死を一度に迎えた。悲しい話である。 国を奪われると言うことはこうしたことなのか。 【産経2/28-焼身抗議のチベット僧銃撃 中国四川省の武装警官】 亡命チベット人を対象とするラジオ局「チベットの声」(電子版)などによると、中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州アバ県で27日午後、チベット仏教の僧侶が宗教活動の弾圧に抗議して焼身自殺を図ったところ、警察当局に銃撃された。僧侶の生死は不明。 今年3月が1959年の「チベット動乱」から50年で、昨年のチベット暴動から1年に当たるため、中国政府はチベット族の居住地域で厳重な警戒態勢を敷き、緊張感が高まっている。 ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のラクパ・ツォコ代表も同日、都内で開いた集会で、今回の事件について報告した。 銃撃された僧侶は20代半ばで、手製のチベットの旗やチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の写真を持っていた。僧侶がスローガンを叫び始めたところ、武装警察が発砲した。(共同)
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