写真と記事は広州日報2009/3/12より、「労働者寮爆発崩壊11名死亡20名負傷」
http://gzdaily.dayoo.com/html/2009-03/12/content_499014.htm
3月11日午前1時45分、上海-南京高速鉄道の建設労働者の寮が爆発し、建物は全壊、11名死亡20名が負傷した。事故現場は江蘇省鎮江丹陽市呂城鎮惠濟村でかつてはアルミニウム粉の生産工場であった。同工場は騒音と汚染、また爆発の危険がある為に、村民の苦情により移転し、3~4年前より閉鎖され使われていなかった。
爆発による瓦礫は100m以上も飛び、その爆音は数キロ先まで聞えたと言う。また、白色のきのこ雲は20分以上も上空にあったと村民は話している。
アルミニウム粉は粉塵爆発を起こす可能性があり、万一、発火した場合に注水消化をすると爆発の危険性がある。
同工場を寮にする時にアルミニウム粉の話はあったのか?たぶん鉄道局担当者が格安で借り上げ、差額はポケットに入れたのだろう。危険性も無視して・・・。
上海-南京高速鉄道は2008/7/1に工事着工、2010年5月の上海万博前の完成を目指している。投資総額は394億5千元≒5665億円、2年も工期を短縮しているので安全性に問題はないのか心配である。
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