写真は包丁を女性の喉元に突き付ける犯人の張某/看中国2009/4/21より
http://www.secretchina.com/news/289356.html
写真は警察に捕まり、宙吊りにされる張某、手袋をした私服刑事は白雲公安分局指揮センターの姚俊南副主任、彼が犯人を説得、隙を見て犯人を確保、黒い手袋は防刃手袋
【広州市三元里】4月21日午前10時頃、三元里抗英闘争紀念館のそばで通行人の女性が突然男に襲われ、包丁を喉元に突き立てられました。男は張某、重慶開県臨江鎮に住む母親が山で転んで意識不明の重態となり、手術代を捻出するために通行人を人質に取った。
村の組長の話によると張某は孝行息子であり、広州へアルバイトに来ていたと言う。家が貧しく、病院の費用の連絡が来て、凶行に及んだようだ。
1時間の私服刑事の説得の後、隙を見て、刑事は男の包丁を奪い、人質を解放した。女性に外傷はないが、相当のショックを受けており、この恐怖はPTSDとなる可能性がある。
張某の短絡的犯行は、母親のためとは言え、許されないのは本人も分かっているだろう。中国の医療保険の問題だと指摘する声もある。人質に取るべきは衛生部長であり、通行人の女性とは不道徳だとの声も上がる。
尚、この男の犯行は暴力や脅迫により、公私の財物を略奪しようとした罪により、3年以上10年以下の懲役及び罰金となる。
こうした不満や犯罪の種は数え切れないくらいあるだろう。IMFによれば、中国のGDPは6.5%との予測、益々失業者が増えるであろう。いつどこで何が起きてもおかしくない。
おっと日本のGDPは△6.2%、何かピンとこない。日本政府にもっと国債を発行させ、日本を弱体化させようと言う魂胆か???
三元里人民抗英斗争纪念馆
http://news.xinhuanet.com/video/2008-11/13/content_10350462.htm
抗日紀念館のように立派?なものではない。三元里はアヘン戦争で住民が英軍を敗走させた土地として、歴史の授業でも紹介されるほど有名である。また、売春・賭博・麻薬などでも有名、犯罪多発地帯でもある。張某がこの場所を選んだのもこうした事情が背景にあろう。
コメントする