写真左は「蛇咬鶏」の宣伝広告、右はコブラによる鶏毒殺シーン/博訊2009/5/27より
http://www.peacehall.com/news/gb/misc/2009/05/200905271304.shtml
【広東省佛山】広州の「蛇咬鶏」レストランのビデオがネットに現れ、ネットで騒がれている。広州と言えば、活き猫料理など話題に事欠かない。佛山に「蛇咬鶏」レストランは少なくとも2軒はあるようで、コブラに鶏を咬ませ、毒死させてから調理するパフォーマンスレストランである。
ハブとマングースならぬ、コブラと鶏、大きな違いは分厚い皮手袋でコブラを無理やりに鶏の頭を咬ませていることだ。上記の右写真もコブラがエリを広げておらず、嫌々ながらの咬み付きであることが分かる。記事にもコックがコブラの頭を何度も叩き怒らせようとするが、コブラは微動だにせず、観客の笑いを誘った。しかたなく、コックは他のコブラに変えたと書かれている。
雌鳥はもがき、ひとしきり悲鳴を上げ、鶏冠の色が黒くなり、1分後に絶命とある。これを食事に来たお客さんへ見せるのである。
では、何故コブラは咬まなかったのか?それは咬めば自分も最後だと悟っていた?からだ。鶏を咬んだ後はコブラは首を刎ねられ、胆嚢を抜かれ、白酒と混ぜてから人間に飲み込まれる。その後、ぶつ切りにされ、毒死した鶏と一緒に煮込まれる。
蛇を食べることや蛇胆を食う食文化に文句はないが、コブラで毒死させて調理するやり方は、処刑車で薬物注射を打ち病院で臓器摘出処理をするのと似ている。観客がいるかいないかの違いか?
尚、毒殺された鶏の毒はたんぱく質なので、食べても問題ない。また、熱で毒素が分解される。この店は3年前に開店しているが、ひとりもの中毒者も出していない。
因みに野生のコブラを食べるのは違反、同店のコブラは食用に人工飼育したもので問題はないと言う。
「蛇咬鶏」の動画↓嫌がるコブラに無理やり咬ませている。ある意味では残酷。
http://v.news.163.com/video/2009/5/I/N/V5983D7IN.html
最後に蛇の胆嚢を白酒で飲むシーンがある。
写真は蛇の胆嚢/中国ネットより
http://img.72ec.com/upload/erp/10026791/product/c7264139-979a-b828-7767-5DAF1DB72c78.jpg
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