凛々しいヒロイン鄧玉嬌/大紀元より
http://epochtimes.com/gb/9/5/17/n2529205.htm
多くの写真でこの役人殺しをもう一度点検してみよう。
ヒロイン鄧玉嬌の普段着の写真/ネットから
鄧玉嬌の母親・張樹海さん/大紀元より http://epochtimes.com/b5/9/5/31/n2543222.htm
事故の様子/大紀元より http://epochtimes.com/gb/9/5/28/n2540137.htm
上左は事件の起きた夢幻城の経営者、上中は精神病院に強制入院させられたヒロイン鄧玉嬌、上右は売春を強要し殺された鄧貴大主任、下左は事件の起きた夢幻城、下右はクラブの中の様子/大紀元より http://epochtimes.com/gb/9/5/27/n2539730.htm
死んだ鄧貴大主任の同僚で手を切られた黄德智(告訴人)/大紀元より http://epochtimes.com/gb/9/6/7/n2550696.htm
多くの官吏がこの夢幻城の常連だった/大紀元より http://epochtimes.com/gb/9/5/27/n2539797.htm
解任させられ無念の表情を浮かべる夏霖弁護士と夏楠弁護士/大紀元より http://epochtimes.com/gb/9/5/23/n2535574.htm
彼女を応援するTシャツ/大紀元より http://epochtimes.com/b5/9/5/27/n2539738.htm
鄧玉嬌の支援者/大紀元より http://epochtimes.com/gb/9/5/30/n2542236.htm
熱烈な支持者/大紀元より http://epochtimes.com/gb/9/5/28/n2540170.htm
代理弁護を要求した北京言語大学日学文研究所の高旭東所長/大紀元より http://epochtimes.com/gb/9/5/28/n2540167.htm
5/17精神病院での写真、少しは元気な様子が伺えるが・・・/大紀元より http://epochtimes.com/gb/9/6/1/n2543844.htm この事件は宮崎正弘氏の6/10のメルマガに詳しいのでご紹介しよう。 ☆中国ネットに女義賊が登場 共産党員の腐敗と荒淫に抵抗したヒロイン いささか旧聞だが、その事件は5月10日夜におきた。 中国湖北省巴東県政府の幹部3人が、地元の「雄風賓館」でカラオケを楽しみ、飲んだ勢いか女性従業員の鄧玉嬌に「性的サービスをするよう」要求した。 ところが拒否されたため三人は集団で強姦し、鄧玉嬌が強く抵抗、所持していたナイフで、主犯格を殺害し、もう一人の幹部に怪我を負わせた。 殺害後、自ら警察に通報し自首。警察は彼女を逮捕して精神病院に収監した。ここまではよくある話、中国では日常茶飯、たいがいは泣き寝入りである。 ネット時代、共産党末端の横暴は民衆から意外な手段での報復を受ける。 地元警察は精神病院に収監されていた鄧玉嬌に暴行を加え、虐待したほか、鄧玉嬌の母親を脅して、「死者鄧貴大の精液が付着した彼女の下着を処分せよ」と命じた。さらに、無料弁護を申し出た弁護士の解任を強要した。 あまりの横暴を見かねた匿名氏がネットに書き込みを始める。 するとあっという間に中国いたるところに伝わった。共産党の情報操作の網の目をくぐることがあるのだ。 およそ二億人の署名が二週間であつまり、なんと殺人犯の鄧玉嬌を支援した。彼女は一躍、ネット上のヒロインになった。彼女をモデルの「巴東烈女伝」がネット網に流れると熱狂的に読まれ、若い男性を中心としたファン・クラブも登場した。 それらの多くは鄧玉嬌を早く釈放するよう当局に要請した。 ▲民衆の抗議がネット空間でなされ、それが成功した異様なケース 北京言語大学日学文研究所の高旭東所長が代理弁護を要求したおりの手紙も公開された。 高は次のように言った。 「孟子曰く「富貴も淫する能わず、貧賎も移す能わず、威武も屈するあたわず、これ大丈夫という(富貴でも不正をせず、貧しくても卑屈になることなく、威勢な武力に屈することはない。これは立派な行いである。鄧玉嬌さんの行為は中華民族の精神である。事件を歪曲報道する新華社は真実を語れ)」。 結果、当局は鄧玉嬌さんを殺人罪で起訴しようと準備したが、世論の高まりの前に、書類送検だけにとどめた。 こうしてインターネット世論が独裁政権の脅威となった。 これまでの暴動やデモは農地を収奪された農民が政府ビルに詰めかけ、投石し、建物を破壊し、パトカーを燃やすなど群衆行動が多かったが、近年は共産党幹部の不正や腐敗を批判する行動が目立つようになりつつある。 インターネット普及以後の新現象である。 そういえば、08年に上海の公安警察六人が、たった一人の若者に刺殺された事件でも、ネット世論は圧倒的に刺殺犯を支援し、「烈士」「義賊」と賞賛の嵐だった。 ネットは西側の政治を大きく変えて、オバマの誕生を生んだが、中国でも次の段階へ至る。当局はあらゆるパソコンのモニター化を制度化しつつあるが、新技術の進展のスピードには追いつけないだろう。
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