写真と記事は齊魯晩報2009/6/12より、梯子で通勤する社員
http://www.qlwb.com.cn/viewpdf.asp?id=413088
【山東省煙台市】只楚路149号にある煙台恵達商業貿易有限会社が陸の孤島と化した。以前重慶であった立ち退き拒否住宅の会社バージョンである。
煙台恵達商業貿易有限会社は酒類卸販売、2002年にこの230平米の土地を買い取り、事業をスタート、2009年に立ち退きの交渉を受けている。
開発会社からの平米1000元での安値提案で三回目の協議も物別れとなり、5月13日に会社の敷地の外を8~9mも掘り下げられて、この会社が孤島となった次第である。
社員は梯子を使って会社に通勤をする。トラックも軽自動車も動かしようが無い。水も電気もストップ、これじゃ、倉庫の酒を飲むしかない・・・。人がいないとアッと言う間に取り壊されてしまうので、社員も仕方なしに梯子で通勤する。
煙台市住宅管理局は開発会社へ電気・水道と出入口の道路の復旧を期限付きで命じている。賄賂が足りなかったのか?重慶並みに目立つことを恐れたのか?決着は裁判となる。ここも賄賂で右に左に判決が動くが・・・。
唸声川柳―物別れ 陸の孤島で 梯子酒
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