■唸声の今週の気になったニュース(10/19~25)

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◇中国/メキシコの覚醒剤王・中国人葉真理、2億ドルの荒稼ぎ

写真はメキシコの自宅に隠していた二億ドルと左上は覚醒剤王の葉真理/BackChina2009/10/25より

http://news.backchina.com/2009/10/25/gb2312_61430.html

 

2007年に逮捕された葉真理(46)は、上海生まれ、1990年にある製薬会社からメキシコに派遣、2002年にメキシコ籍を取得、200506年にエフェドリンを作るとして原料を輸入、41トンの覚醒剤を作った。輸入時は41ドル/kg、販売時は24003000ドル/kg、儲けはラスベガスと情婦に使っても写真のような大量の現金を残していた。10/23、メキシコ外交官は葉真理が罪を認めたことを漏らしたと10/25の重慶晩報が伝えた。

 

 

◇中国/軍事パレードに東芝の看板が気に食わないと放映禁止

写真は閲兵車に乗る胡錦濤主席、赤丸部分が東芝の看板/看中国2009/10/25より

http://www.secretchina.com/news/316510.html

 

『中国共産党の北京市委員会宣伝部はこのほど、建国60年を記念し10月1日の国慶節に行われた軍事パレードで、閲兵する胡錦濤国家主席の背景に東芝の看板が映っていた映像をテレビやインターネットで放映しないよう求める通知を出した。中国メディア関係者が24日、明らかにした。』詳細は↓

http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009102401000357.html

 

なんとも尻の穴の小さいことか。こんなことで放映禁止とするのであれば、いつでもあの反日デモは再現される。

 

 

◇日本/脂質高い人、脳卒中リスク低い

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009102400215&m=rss

『コレステロールや中性脂肪の値が高い人の方が脳卒中を起こしにくく、発症した場合も状態が良いとのデータを、大櫛陽一東海大教授らがまとめ、24日までに日本脂質栄養学会誌に発表した。

 同教授らはこれまでにも、これらの値が低いほど死亡率が高いなどの研究結果を発表。「(悪玉とされる)LDLコレステロールも中性脂肪も実は善玉なのに、リスクが強調され、無駄な治療がなされている」と問題視している。』

 

大櫛教授は「血圧は必要だから高くなっている。それを無理やり下げても根本的な解決とはならない」との持論がある。中性脂肪も血圧も高い唸声もちょっと安心、でも大丈夫かな???但し、ずっと飲み続けていた人が急に止めるとこれは危険なので気をつけて!

 

米国では180を超えないと降圧剤は処方されないらしい。つまり160程度で薬は必要ないのか?

 

 

◇日本/安藤美姫コーチが日本を原爆で吹き飛ばしたいとの暴言

http://jp.europeonice.com/?eid=385

このサイトは北海道出身ダブリン在住のヒロ・ヨシダ氏のスケートブログである。上記には安藤美姫コーチの暴言が書かれている。一部をご紹介しよう。

 

I hate Japanese. If I had a button to make like Hiroshima and Nagasaki, I blow up Tokyo, Osaka and the whole of Japan. Stupid country.”

 

あまりにもふざけた発言であり、翻訳はしないが、この反日コーチの名前はニコライ・モロゾフ、1975年モスクワ生まれ、在米のスケートコーチ・振付師である。

 

練習は厳しく、1日に15時間は氷の上に立つと言う。安藤美姫だけではなく、荒川静香や高橋大輔選手をメダルに導いている。

 

そんな日本人嫌いのモロゾフ曰く、「美姫は特別だ」とのこと。特別なスケーター以外は全部嫌いと言うことか。ふざけた野郎だ。

 

以下の写真、荒川静香と一緒のニコライ・モロゾフ

http://www.flickr.com/photos/93389920@N00/3365767117/

 

 

◇中国/中国人写真家、環境汚染写真でユージンスミス賞受賞

http://news.163.com/photonew/00AN0001/6843.html

10/14、中国人盧広氏による「Pollution in China」がユージンスミス賞の撮影賞を受賞した。39枚の写真あり。

 

 

◇ロシア映像/暴走バスに危機一髪

http://www.youtube.com/watch?v=ztnNG09QmLU

10/19朝、ロシア西部の町Permの交差点でバスが暴走し青信号で横断中の歩行者を撥ねる寸前、間一髪でよけた映像。この後、ブレーキの利かなくなった67人も乗ったバスは19台の自動車に追突、4名が負傷。

 

以下のサイトに暴走バスとぶつけられた車の写真がある。

http://acidcow.com/pics/4880-bus-crash-in-russian-city-of-perm-16-pics.html

驚きはバスの方、19台の車をぐちゃぐちゃにした割には大した傷もない。

 

 

◇ロシア/モスクワのゴミ事情

http://news.backchina.com/2009/10/22/gb2312_61098.html

34年後にはモスクワはゴミに埋もれてしまうだろうとある。写真のゴミにはロシア語が書かれていないのが気になるが、モスクワのゴミ処理場はモスクワから出るゴミの15%しか処理できず、85%はモスクワ郊外に山積みだとか。

 

友愛首相の息子殿がモスクワ大で都市工学の研究をしているが、渋滞問題ではなく、ゴミ問題を処理したらどうなのか?処理工場がなければ、先に進めないか???

 

 

◇スリランカ/象糞紙?

http://discover.news.163.com/09/1021/10/5M53V6SE000125LI.html

字の如く、象の糞で作った紙。臭くなくて、記事によればすがすがしいとのこと。象は草を食べるので、確かに繊維質が残る。これを使えば、わら半紙のようなストローパルプが出来るわけで、理屈では分かるのだが、ちょっとギョッとする。自然に優しい象糞紙のトイレットペーパーなんてどう?

 

 

■立読み/プレジデント、1時間の時給でビックマックが何個買えるか?

東京-5、香港-4.3、台北-3、上海-2、北京-1.4、ソウル-2.2、NY-4.3、パリ-3.0、リオデジャネイロ-1.2、モスクワ-2.9、マニラ-0.7、ムンバイ-1.0

平均的な労働者の時給で買える現地価格のビックマックの個数

 

ビックマック指数なんて言葉もあるくらい有名な比較調査だが、日本のマクドナルドは安いので、あまり比較にはならないのかもしれない。ちなみに東京のビックマック価格は320円。

 

データの基本はUBSより、11頁にあり

http://www.ubs.com/1/ShowMedia/wealthmanagement/wealth_management_research/prices_earnings?contentId=170298&name=PreiseLoehne_2009_e.pdf

同じ調査で東京では米が3kg買えるが、NYでは7.5Kg、リオデジャネイロでは4kg、モスクワでは5kg、味は言うまでもないが・・・。

 

 

■唸声晴論/バラマキの始まりは日本崩壊の始まりか?

生活保護の母子加算が12月より再開される。メディアは厳しい母子家庭の現実をTVで放映し、視聴者へ訴えかける。確かに苦しい家庭もあろう。TVを見ていると皆がそう思う。しかし、生活保護の実態はTVでは映されない。子殺しの畠山鈴香のような家庭もある。苦しい家庭もあれば、そうでない家庭もある。

 

それは一部だと言うが、TVで放映されるのも一部である。なにより、一生懸命働いても生活保護費の方が上であることもおかしい。働きたくても病気で働けないなど理由はある筈だが、それが全てではない。これだけ公平な社会の中で不公平なのが生活保護の実態であろう。

 

以下は子供手当て支給と配偶者控除・扶養控除の撤廃に関する損得勘定古畑克己公認会計士による試算、やはりこうして数字で出てこないとピンとこない。

http://www16.ocn.ne.jp/~fellow/topics.html

 

古畑氏曰く『子供がいない世帯は、いかなる所得層においても増税となり、当然ながら高所得者ほど増税額は大きくなります。これは制度の趣旨である「子供は社会全体の負担において育てるものである」という趣旨には合致していますが、それを強制していることに若干の無理があるのではないかと思います。』

 

柔らかなご意見ではあるが、まさに正論、世論が子供手当てについて58.1%が反対としているのも頷ける。これを民主党は選挙に勝ったのだから、マニフェスト通りに実行することが民意だと息巻く。

http://research.news.livedoor.com/r/30748

 

尚、子供手当ての使い道には、子どもの教育費-65.8%、子どもの将来のための貯金-64.9%と言ったアンケート結果もある。以下詳細↓

http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20091022/190339/

 

子供の教育費には塾や習い事に使われるものもあるであろうが、進学費用としての貯蓄もあると思われる。つまり、将来のための貯金とあわせると、大半がタンスに入ってしまうのではあるまいか。そうなると、タンスから国債、国債からタンスと何の消費もされず、日本経済へのプラス要素はなく、借金だけが膨れ上がることになる。

 

日本の崩壊を加速させるのは、民主党政権を選んだ国民であり、目先のバラマキ(自民もやっていたが)に目の眩んだ国民であることを認識しないとならない。

 

次の選挙も民主党の勝利が予測されている。自民党は第二民主党に成り下がり、保守政党ではなくなったので、日本にはもう無用の産物かもしれない。少数の気骨のある議員の奮起を期待したいが、今のままの自民党では国民も見向きもしないし、議員も育たない。

 

薔薇色の 社会の崩壊 バラ撒きから

 

 

◆今週のシメの音楽

Chopin - Piano Concerto No.1 /ピアノ中村紘子

http://www.youtube.com/watch?v=V1SJJCIhro4&feature=related

演奏は1965年の第7回ショパンコンクールのリハーサルの模様。中村紘子女史は当時21歳、同コンクールでは4位入賞と最年少者賞も受賞している。ビデオ冒頭の白髪の男性はポーランド最高のピアノ教師と言われショパンコンクールの設立にも寄与したZbigniew Drzewiecki教授。中村女史は1964年から同教授に師事。動画では力強く正確なタッチがなかなかいい。

 

そんな中村女史もデビュー50年を迎えた

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/music/091024/msc0910240820000-n1.htm

 

同コンクールで1位だったマルタ・アルゲリッチの同演奏↓

http://www.youtube.com/watch?v=eg_2ocskhkA&NR=1&feature=fvwp

1996年とあるので31年も経っており、比較にはならないが、84秒後から中村女史の弾いている箇所となる。聴き比べてみよう。かなり上手い。

 

中村女史が8歳の時にピアノを習ったのが、ガルネリ・コハンスキの前の前の持ち主の弟であるLeonid Kochanski氏である。「ガルネリ、9億円超でロシアの億万長者に売却」をご覧いただきたい。

 

 

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唸声


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このブログ記事について

このページは、唸声が2009年10月26日 08:50に書いたブログ記事です。

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