写真はCPSC(米消費者製品安全委員会)のサイトより
http://www.cpsc.gov/cpscpub/prerel/prhtml10/10046.html
CPSCは11/23、カナダのストーククラフト社のベビーベッドを窒息死の可能性ありとして、218万台の商品を同社にて自主回収するとの発表を行った。米国で販売された分が1213000台、カナダ分が968000台、日本に輸入されているかどうかは不明。
写真のようにベッドの柵が外れ、そこに幼児が落ち込み窒息死するというもの。ストーククラフト社は今年の1月にも同様の理由で535000台のベビーベッドを自主回収している。
欠陥部品が使われており、修理キットが無償で提供され、その交換部品で強化しないと事故が起きる可能性がある。
柵の落下事故は110件(米67件・加43件)、そのうち15件(米12件・加3件)で幼児が挟まっている。そのうちの4名が窒息で亡くなった。<カバヌーア・ニューヨーク/7ヶ月児、ニューアイビーリア・ルイジアナ/7ヶ月児、サマーズビル・ウエストバージーニア/6ヶ月児、ブロンクス・ニューヨーク/9ヶ月児>誠にお気の毒である。
お爺ちゃん・お婆ちゃんが孫の誕生祝にベビーベッドを贈るなんてことも多い。こんな事故が起きれば、完全に人間関係がおかしくなる。
今回のリコール商品の価格は100ドルから400ドルで1993/1より2009/10まで売られており、製造はカナダ・中国・インドネシアである。またかと言う国も含まれるが、製品による死亡事故は絶対に避けなくてはならない。
ところで「ゆりかごから墓場まで」は第二次大戦後のイギリス労働党のスローガン、このスローガンのおかげで英国は膨大な財政支出を強いられ、国力が衰退した。「マニフェスト」にこだわる民主党も同様の愚を冒そうとしている。子ども手当ても膨大な財政支出を余儀なくされ、国力は衰退する。
窒息死するのは、子供か?大人か???
コメントする