写真は橋脚の剥離した表面部分からゴミがはみ出している様子/看中国2009/12/29より
http://www.secretchina.com/news/327253.html
12月28日、上海蘇州河にかかる河南橋の橋脚に突然ひびが入り、剥離した外壁から現れたのは意外にも蛇皮袋(格子柄の簡易バックで民工などが使う田舎くさい象徴)、発泡スチロールなどのごみだった。
蘇州河は呉淞江と呼ばれ、太湖から黄浦江に合流する、その距離125km、上海の発展とともにこの河は汚染され、まっ黒いリボンの如く、黄浦江に注ぎ込んでいた。最近では魚も戻ってきたと言うが、こうした橋を見ると言葉だけ戻ってきたようにも思える。
問題の橋はこの河口から5番目の橋、2009/1にこの橋を改修し、4車線から6車線へ拡張した。この橋の責任者は外壁の装飾部分の問題であり、基礎部分に問題がある訳ではなく安全面には問題がないとしている。
責任者はこの感覚自体が問題であることを分かっていない。基礎部分に問題がないと何を持って話しているのか不明、まさにその場限り、どこかの首相と同じか!情けなや!!!
黄浦江に合流する蘇州河の河口の外白渡橋、『かつての美しい「浦江の景色」がよみがえった』と人民日報は自画自賛するが↓
http://japanese.china.org.cn/culture/archive/banpaku/2009-11/12/content_18876416.htm
2010年5月1日の上海万博開幕までにあとわずか!究極の手段は、半年間の工場停止命令か?いや、開幕1か月前に停止かな???
見た目も(は)美しい河南橋↓
畔見正人氏の「上海の蘇州河Ⅱ」より引用
http://members3.jcom.home.ne.jp/masa-aze3377/htm/azemi105.htm こうした美しい橋の中にゴミを充填してしまう精神構造は?頭の中はゴミだらけなのか?それとも究極の中国式ゼロエミッション???
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