写真は自殺未遂者が食べた「雪山一支蒿」で猛毒のアルカロイドが含まれている/BackChina2010/1/28より
http://news.backchina.com/2010/1/28/gb2312_74651.html
「雪山一支蒿」はトリカブトのアルカロイドと同じ猛毒を有するが、チベットでは、リウマチや通風の鎮痛薬としても利用される。但し、毒性は強く、2.5mgが致死量である。漢方医は緑豆やスイカヅラで解毒する。
写真は自殺者本人のサイト、毒性を自身で検査・測定する記録ファイル-こんなもんでしょ!二日間で97万人もの人間がこのサイトを訪れている。
http://www.tianya.cn/publicforum/content/funinfo/1/1795791.shtml
【四川省雅安市】1月27日、午前1時11分、「也曾走过」のコードネームを持った女性が、自殺の実況中継のサイトを開いた。
母方の祖父の使っていた「雪山一支蒿」と言うリューマチ治療の漢方薬を猛毒であることを知りながら、26日の夜の9時ごろから食べ始めた。しかし、とても食べづらく、コーラで飲み込み、12時ごろには食べ終えている。死ぬほど苦しかったとか?本人は致死量が2.5mgであることも知って食べている。
以下は本人の記録
1時11分『舌と上あごが痺れていて、山椒を食べたようだ。食堂も奇妙な感じがする。呼吸は普段と変わりないが、やや重たく、高原にいるようだ。タバコを吸ってみたが、気管に入る感じがしない。タバコを消して10分後、心拍数を計ったが103以下とあまり影響がない。胃の具合も普通であり、手足も普通、視界も良好、意識も良好。』
1時29分『歯の感じはとても奇妙で、縮んでいるかのようだ。だるくて痛くて、口の中は感覚は麻痺して、大量の唾液が出る。意識は良好だ。』
2時17分『口の中の感覚は麻痺が広がり、顔面全体がとても重くなった。手の平は多少感覚が麻痺して、左手の親指の付け根からで、両手の平まで麻痺が広がっている。視覚は依然としてはっきりして、意識も比較的にシッカリしている。呼吸は重く、力を入れて握りこぶしをつくっても、力が入らないことに気が付く。』
2時32分『視覚に異常が現れた。周囲がぱっと光り輝き、まぶしさを感じて、吐き気がする。二の腕の感覚が麻痺し始めた。体の調子が急速に悪くなっている。額に刺すような痛み、頚部の筋肉と背中が凝って痛い。気絶しそうな感覚、何か落ち着かずイライラする。』
2時57分『頭の皮が千切れそうな感じ、首の痛みが激しくなった。頭痛と極度の目まいが襲ってきた。視覚は普通でなく、呼吸も重苦しく弱まって、横になりたい。』
この記録に対して、多くのネットユーザーが心配し、何とか思いとどめるようにメッセージが大量に書き込まれた。この自殺者のIPアドレスから居所を探しだしたが、見つかったのは別人であり、当の自殺者は午前4時に家族に発見されて病院へ担ぎ込まれ、一命を取り留めた。
「雪山一支蒿」が古くなり、毒も弱くなっていたのが幸いしたようだ。
それにしても、この女はお騒がせで自分勝手だ。こんな人間がたくさん増えたら、気が気でない。頼むから、中継などしないで欲しい。本当に死ぬ気があったのだろうか?どこかに助かりたい気持ちがあるから中継をしたに違いない。全ては計算済み・・・???
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