写真と記事はpagina12より、写真の左は婚約者のエレナ・イパラギレ(62)、右は「センデロ・ルミノソ」の最高指導者アビマエル・グスマン(75)、二人共に終身刑、エレナ・イバラギレは「センデロ・ルミノソ」政治局のNo2、つまり二人は同組織のNo1とNo2。グスマンは南米のポルポトとも呼ばれる。写真は2004年のもの
http://www.pagina12.com.ar/diario/elmundo/4-144319-2010-04-22.html
センデロ・ルミノソは超過激組織であり、彼らが活動をしていた20年間に約7万人もの人が殺害された。その中には子どもも含まれる。
日産自動車のリマ支店が襲撃され、日本大使館にも爆弾が仕掛けられた。JICAの職員も襲撃を受け、日本人農業技術専門家が三名も殺されている。
そこで登場したのがフジモリ大統領、彼がセンデロ・ルミノソを駆逐した。フジモリ大統領が踏ん張らねば、8000万人いや中共ではないか、数百万人は殺されていたかもしれない。なにせ、「センデロ・ルミノソ以外の人間は全て敵とみなす」と言うのが、この超過激派の教えなのである。
そんな南米のポルポトが獄中結婚だ?ハンスト?7万人も殺人を犯して、死刑にならない?フジモリ大統領が失脚し、ガルシア大統領が殺人者の基本的権利などを認めるので、センデロ・ルミノソも勢いを戻しているのかもしれない。
ペルーは死刑廃止国、凶悪な犯罪者も最高刑は終身刑だ。おまけに、囚人でも結婚することが出来て、1年に妻と(夫と)何回か会うこともできると言う。当然ながら、会うだけではなく、夫婦の営みも許されているのであろう。
7万人もの人殺しの凶悪カップルが獄中で・・・。おぞましい。
【IZA4/23-獄中結婚認められた!ゲリラ幹部、ハンストを中止 ペルー】
南米ペルーで1980~90年代にテロ活動を展開した左翼ゲリラ「センデロ・ルミノソ(輝く道)」の最高指導者で、終身刑で服役中のグスマン受刑者は22日、元ゲリラ幹部の婚約者=終身刑で服役中=との刑務所内での結婚を認めるよう求めて20日から行っていたハンストを中止した。スペイン通信などが伝えた。
弁護士が読み上げた婚約者の手紙によると、ガルシア大統領が21日に「2人は基本的権利を奪われてはいない」と結婚する権利を認める発言をしたことから中止を決めたという。(共同)
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