写真は給与値上げを要求し、ストライキをする工場労働者たち/博訊より
http://www.6-4.net/news/gb/china/2010/05/201005280655.shtml
【広東省仏山市】5月17日から続く、広州ホンダのストライキ、一旦は解決したが、会社側が出した金額が200元アップで納得得られず、またもストライキに入った。
彼らの給与は1000元~1200元と確かに高くはないが、このような賃金体系の工場は無数にある。これで一々ストライキをしていたら、生産が全て狂ってしまい、中国での製造に多大な影響を及ぼす。
日本人の給与と中国人のそれは50倍も違うなどと騒いでいるが、日本にいる部長クラスであれば、このくらいは貰っているだろう。ワーカーとは同じではない。これは日本だけではない。外資であれば、当たり前の話だ。米国系であれば、中国人労働者と100倍以上は違うはずだ。
確か、毒餃子事件では、これ以下の給与だった筈だ。しかし、同じ中国人でも経営者であれば、この何百倍も貰っている。これは常識、都合のいいところだけ資本主義で、後は共産主義が顔を出す。
現在、四つの工場が生産停止状態だが、一日の損失は4000万元と言う。彼らの要求は、2000元~2500元への2倍ものアップであり、これでは簡単に問題は解決しない。
中国から撤退することも必要になる。
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