写真はアレスサンドロフスクの海軍10番ヤードの沈没船セベルカ=Severka=Северки/blogger51さんのブログより
5月24日、ポリャルヌイの軍用施設港で核廃棄物の運搬船セベルカが解体中に沈没した。放射能汚染の心配はないとロシア当局は説明する。これを信じる国民がどれくらいいるのかは分からないが、この港には廃棄船が浮かんでおり、まるで船の墓場のようだ。
沈まなくとも水に浮かべているだけで十分危険ではないのか?陸上で解体処理をしてコンクリートで固め、地中深く埋めるのが安全と思えるが・・・。
当局の言うように汚染の心配がなければ、水深は12mと浅く、簡単に引き揚げ作業もできるであろう。果たして、ダイバーは集るのだろうか???
ポリャルヌイのグーグルマップ↓
ノルウェー国境までは200kmと近い、海はお隣同士、釜山で医療廃棄物を海に捨てれば、わが国の九州に漂着するようなもの
【IZA6/9-放射性廃棄物の運搬船が解体作業中に沈没 ロシア】
バレンツ海に面したロシア北部ムルマンスク州ポリャルヌイで、ソ連時代に放射性廃棄物の運搬に使われていた船が解体作業中に沈没したことが8日、判明した。環境団体は汚染の恐れを指摘している。
ロシア通信によると、同州の非常事態省当局者は8日、放射性廃棄物は船から撤去済みで汚染の危険はないと説明。一方、ノルウェーの環境団体ベローナは、船に放射能汚染区域が残っている可能性が高いとし、沈没は「無責任」と批判している。
船は1978年から93年まで使用された。今年5月24日に沈没したが、当局は情報が漏れるまで公表していなかった。同当局者は7月に船の一部を引き揚げる予定だとしている。
ポリャルヌイは原子力潜水艦を含む軍艦の修理施設があり、一般人の立ち入りを制限している閉鎖都市。(共同)
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