●唸声メモ/牛乳パックの少年、行方不明から既に31年・・・

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写真はEtan Patz(当時6歳)/YouTubeより

http://www.youtube.com/watch?v=Tul_XNwkdgg

 

以下の写真は31年前に行方不明になったイータン・ペイツ君と父親のスタンリー・ペイツ氏、ソーホーの自宅にて<2010/5/25撮影>/ウォール・ストリート・ジャーナル2010/5/26より

http://online.wsj.com/media/0528nypow10.jpg

 

なにも少年ばかりじゃない。大人も牛乳パックに↓

http://www.weimax.com/images/Oliver's_Milk_Carton_at_Weimax.gif

 

イータン君誘拐犯のホセ・レイモス服役囚↓

http://afteretan.com/Images/wRamosProofMugsO.jpg

 

行方不明者のサイト↓

http://www.usamissing.com/This-Week-TV.shtml

 

米国だけではない、中国でも子供の誘拐が頻発している。中国の所得格差が広がれば広がるほど、南米並みの身代金目当ての誘拐が増えていく。当然、中国の特警は誘拐犯には射殺も考えている筈だ。金持ちも貧乏人も命のリスクがつきまとう。

 

IZA6/11-【今、何が問題なのか】牛乳パックの少年】

息子を誘拐した男は別の児童虐待事件で服役しており、まもなく刑期を終える-。1979年に米ニューヨークで起き、未解決となっている少年行方不明事件の捜査が再開されることになった。この事件は、カメラマンの父親が情報提供を求めて何種類も息子の写真を公開したことから全米で話題になり、この少年にかぎらず、行方不明の子供を助けようとの機運を高めることになった。きょうのテーマは「牛乳パックの少年」とした。

 

いまも行方不明の少年、イータン・ペイツ君。1972年10月9日生まれ。79年5月25日午前8時、ニューヨーク・マンハッタンのプリンス通りとウエストブロードウエーの交差点で目撃されたのが最後。当時、身長100センチ、体重23キロ。白人、ブロンドで青い目…。連絡先はニューヨーク市警。

 

米国では、牛乳の紙パックに行方不明の少年少女の一人の写真、特徴が掲載され、情報提供が呼びかけられる。「牛乳パックの少年」の第1号となったのが、イータン君だった。イータン君の事件が契機となって、子供の行方不明事件全般への関心が高まり、80年代には、全米組織「行方不明の子供のための全米センター(NCMEC)」が設立された。また、イータン君が最後に目撃された5月25日は、こうした事件への一般の意識を高めるための「行方不明の子供の日」に指定された。

 

■31年前、姿消す

イータン君の一家は、マンハッタン南部のソーホー地区で暮らしていた。当時は若い芸術家が集まり始めたころで、あまり知られていない静かな地区だった。イータン君はその日初めて、一人で自宅から2ブロック先のスクールバスの停留所に向かった。だが、バスに乗ることはなく、自宅に戻ってくることもなかった。

 

ニューヨーク市警に付近の住民が加わって大掛かりな捜索が行われたが、イータン君の足取りはつかめなかった。父親のスタンさんは、撮影していたイータン君の写真を何枚も焼き付け、それを持って手がかりを探した。イータン君の横顔は、繁華街タイムズスクエアのスクリーンにも映し出された。

 

■児童虐待男と“つながり”

4年後、ニューヨークのブロンクスで、使われなくなった巨大な排水管の中の“隠れ家”でいたずらをしようと、子供を誘った男が捕まった。ホセ・レイモスという男で、イータン君のベビーシッターだった女性と交際していたことがあった。スタンさんらはこの男がイータン君誘拐犯だと確信した。

 

“隠れ家”からは、イータン君に似たブロンドで青い目の少年の写真が見つかった。だが、イータン君本人のものはなかった。捜査当局はイータン君の件では起訴できないと判断した。後にこの男が、ペンシルベニア州の刑務所で服役していることが判明する。8歳の少年に対する性的虐待の罪で、20年の刑に服していたのだ。

 

■90%の自白

ABCテレビによると、現在は引退したある連邦検事が、イータン君事件の犯人はレイモス服役囚であるとにらみ、尋問で突然、「イータン君」の名前を出した。服役囚は凍り付いたようになり、“告白”を始めた。服役囚は、イータン君が不明となった当日、ある少年を自宅に連れ込んでおり、その少年が「その夜、行方不明と報じられた少年(イータン君)であることは90%間違いない」と語った。その後、「少年を地下鉄に乗せた」という。

 

米国では、地区検事も選挙で選ばれる。イータン君行方不明事件の捜査再開は、昨年当選したマンハッタン地区検事の公約だった。「5月25日」の記念日を迎え、捜査再開を公表した。

 

イータン君は2001年、法的な死亡が宣告された。04年には、スタンさんらがレイモス服役囚を相手取って、イータン君死亡の責任を問う民事訴訟を起こし、勝訴している。レイモス服役囚は12年11月に出所する見通し。

(内畠嗣雅(うちはた・つぐまさ)/SANKEI EXPRESS)

 

 

 

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このページは、唸声が2010年6月11日 18:45に書いたブログ記事です。

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