写真は放火犯のクリスティアン・ナタリノ容疑者(通称イノ22歳)と放火に使われたライターの説明をする警察/メディア・インドネシアより、ナタリノ容疑者はマスクを被されている
6月25日午前3時半頃、スラバヤ市内のナイトクラブ「Redboxx café」で起きた火災で日本人を含む11名が亡くなったが、この火災の原因は放火であり、目撃者の証言から30日にクリスティアン・ナタリノ容疑者を逮捕した。
クリスティアン・ナタリノ容疑者は、ナイトクラブでかかっていたレゲエを止めるように要求したが、受け付けてくれなかったことに腹を立て、ソファにライターで火を付けた。
この放火により、外国人では日本人とオーストラリア人の2名を含む11名が亡くなっており、妊婦も1名含まれている。尚、未だに2名の遺体の身元が判明していない。
この記事によれば、最長で20年の懲役刑としている。本人はここまで大惨事になるとは思ってもいなかったのかもしれないが、人のいる建物への放火は死刑に相当する重罪である。
インドネシアでは最高刑は死刑であり、2002年のバリの爆弾テロ(202名死亡)では、2008年に犯人に死刑が執行された。
以下の新聞に2名の身元不明者に関しての記事がある。女性の二人
【IZA6/30-インドネシア火災 放火容疑で地元大学生逮捕】
インドネシア東ジャワ州の南スラバヤ警察は30日、会社員の千葉芳文さん(35)=大阪府出身=らが死亡した25日未明のスラバヤ市内のナイトクラブでの火災で、放火の疑いで同市の私立大学生、クリスティアン・トドゥ容疑者(23)を逮捕した。
警察の調べでは、トドゥ容疑者は友人8人と一緒に店を訪れたが、店のサービスに不満を募らせ、ソファに火を付けた疑い。
火災現場では、これまでに千葉さんを含む計10人の遺体が発見。火災の発生時、店内はサッカーのワールドカップ(W杯)テレビ観戦のため多くの客がいたという。(共同)
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