写真は700m地下のシェルターからの映像、意外に明るい表情も明かりも/BBCニュース映像より、坑道内では作業車の動く様子も映されている。
http://www.bbc.co.uk/news/world-latin-america-11106045
このニュース映像の最後に33名の生存者はチリの国歌を歌っている。生存者たちは当然ながら家族に再会をしたいと願っているが、なによりもこうした状況下で頼れるものは国家なのである。国の力が彼らを救ってくれるのだ。チリとしてもその希望を叶えねばならない。たとえ三ヶ月かけても、いまや救出は国家事業であり、世界中が注目している。坑夫たちには救出に最大四ヶ月かかることが伝えられている。
さて、国歌を歌わないと評判のあのヒトは、同じ局面でも君が代は歌わないのだろうか?やっぱり、「インターナショナル」なのかな!
『聞け我等が雄叫び、天地轟きて、屍越ゆる我が旗、行く手を守る、圧制の壁破りて、堅き我が腕、今ぞ高く掲げん、我が勝利の旗』二番より
みな、8~10kgは痩せたという。地上の光を浴びるのはまだまだ先である。鉱山の資産180万ドル≒1億5120万円は補償費用として裁判所より凍結されている。
【IZA8/27-地下から映像でメッセージ送る 最後に国歌を合唱 チリ落盤事故】
南米チリ北部コピアポ近郊の鉱山落盤事故で26日、閉じ込められた労働者を写した映像が公開された。地上から送られた機材で撮影したもので、一人一人がカメラに向かって家族らにメッセージを送った。
労働者らは暑さのため、いずれも上半身裸。ひげが伸び放題で、やせ細ってはいるが、表情は明るい。
労働者の一人は「家族のみんなにあいさつを送る。特に妻と2人の娘に。愛してるよ」とカメラに向かって話した。
労働者33人は最後に国歌を合唱。「チリ万歳、鉱山労働者万歳」と叫んだ。(共同)
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