写真はバスジャック事件の現場を訪れ、冷淡な態度をとるアキノ大統領/BackChinaより
http://news.backchina.com/viewnews-102762-gb2312.html
腕を組んで「うーん、こりゃすごかったな」と他人事のような顔をしているようにも見える。
香港や中国も少しやり過ぎではないかと思えるくらいエキサイトしているが、南沙諸島問題があるので、中共政府が煽っている可能性もある。
日本もフィリピンだから関係ないとは言わず、この辺りのやり取りをよく見ておいたほうがよい。どんなことでも利用するのが毛沢東の教えでもある。
フィリピンもタイと同様に笑顔が実にいい。しかし、笑顔と心の中とは比例していないので気をつけなければならない。今回も笑顔の会見で大失敗をしたアキノ大統領、フィリピン国民は理解しているのかも知れないが、他国ではこんな時に「スマイル」など不謹慎だとなる。
以下は毎日新聞から
【毎日8/26-フィリピン:アキノ大統領のサイト、非難の書き込み殺到--バスジャック対応巡り】
【マニラ矢野純一】フィリピンの首都マニラで23日発生したバスジャック事件で、アキノ大統領が会員制交流サイト「フェースブック」に開設している個人ページに中国や香港からの非難の書き込みが殺到している。大統領は25日の会見で、「大統領として香港の方々に謝罪する」と話したが、書き込みの勢いはとまっていない。
大統領は今月16日、国民との風通しをよくするとしてページを開設していた。事件直後から、非難の書き込みが相次いでおり、25日だけで3000件近いコメントが殺到。事件後の会見で笑顔を見せた大統領を「犠牲者が出ているのに笑うのはあまりに無神経だ」と批判したり、「お前の無能な警察が惨劇の原因だ」とののしったりしている。
一方、アキノ大統領は24日、香港特別行政区政府の代表もメンバーに加えた調査チーム設置を決定。結果が明らかになるまで、救出作戦で指揮を執ったマニラ警察の署長を休職とし、特殊部隊の隊長ら幹部4人を一時停職とした。
以下はアキノ大統領のフェイスブック↓
http://www.facebook.com/noynoy.aquino
何でスマイル?との書き込み
『Rockefeller Why smile in front of camera after investigating the crime scene? How can you be sincere on your apologies when smiling after a tragic incident? How can you smile after what happened? Are you satisfied with what the SWAT has done and their performance? Can't you at least pretend to be sad in front of the camera while being watched all over the world? Why Smile??』
しかし、一方的で作為的な書き込みが増えれば、フィリピン国民は大統領の擁護にまわる。
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