●唸声メモ/イオンの戒名料目安が削除される

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上記はイオンの削除された「戒名料目安」、以下は既に削除されたサイト

http://www.aeonretail.jp/aeonlife/expense/option/buddhistpriest.html

 

「こんなに取らないから、この目安はおかしい」と言うのであれば、致し方ないのだが、現実的には、この逆であろう。「お気持ち」は高くも安くもなるが、一生に一度であれば、ついつい高くなる。

 

そもそも戒名ランクとは何か?悪人も善人も死ねば皆、平等に仏様になる。それが実は死んでも平等ではないのが現実。普通戒名である信士信女は無料で、居士や院号をつければ有料となる差は何だろう。

 

IZA9/16-「布施のお値段」イオンがひっそり削除 仏教界側反発に配慮?】

 流通大手のイオンが、葬祭サービスの一環として「布施の価格目安」を打ち出したことに仏教界が反発していた問題で、イオンがホームページ(HP)から目安の一覧を削除した。これまでイオンは「目安表示は利用者のニーズにかなう」としてきたが、「布施に定価はない」とする仏教界側の意見に配慮した格好。HP掲載時には広報資料がつくられ積極的な宣伝がされたが、削除はひっそりと行われた。

 

 イオンがHPから価格目安を削除したのは9月10日で、それまでは「読経一式+普通戒名で25万円」「読経一式+院号戒名で55万円」などと、葬儀や戒名の種類によって異なる複数の目安を表示。僧侶の紹介サービスが始まった5月上旬から掲載されていた。

 

 現在は目安が削除された代わりに、「多数の寺院でとりまとめられた目安をコールセンターでお知らせします」と掲載している。コールセンターが問い合わせを受け付けるのは、イオンのカード会員などに限定されるという。

 

 また、「布施は本来『喜捨』であり『標準化』や『統一』すべきものではありません」といった、従来のイオンの姿勢とはニュアンスが異なる見解も掲載されている。

 

 イオンのコーポレート・コミュニケーション部では削除理由を、「布施の考え方にはさまざまなものがあり、従来の掲載方法では誤解を招きかねない部分があった。社内で事業についてさまざまに検討した結果の措置」と説明している。

 

 現在、全国一律に設定している価格目安に関しても、提携している寺院の意見を聞き、地域ごとの実情を反映した価格を伝えることも検討しているという。

 

 この問題をめぐっては、伝統仏教教団でつくる全日本仏教会が7月に、「布施は宗教行為。営利企業が一律の価格体系を示すのはいかがなものか」として、HPからの削除を求める意見書を提出。両者の間で話し合いが持たれていた。

 

 イオンの措置について、全日本仏教会では「評価している。意見書の内容に応えてもらったと理解している」としている。

 

 一方、イオンは「意見書を受け入れたというものではない」と説明しているが、9月10日には幹部が全日本仏教会の事務所を訪れ、削除を伝えていた。

 

 産経新聞では7月に、布施価格の目安表示の是非について読者から意見を募ったが、寄せられた約600件のうち約85%が、「表示に賛成」だった。

 

 

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唸声


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このページは、唸声が2010年9月17日 02:10に書いたブログ記事です。

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