写真はエジプト紙الأيام=日より、オバマ大統領が一歩リードで後は横一線、ややムバラク大統領が出遅れ気味か?
http://www.al-ayyam.ps/znews/site/template/article.aspx?did=148282&date=9/2/2010
写真はメールオンラインより、エジプト紙Al-Ahramもあり、ご覧あれ
Al-Ahram紙の写真のポイントはムバラク大統領の肩の線が不自然なところと向かって右側に影ができていないこと。
インチキ写真はソ連や中国、朝鮮だけではなかった。インチキ写真が一枚見つかれば、他も疑うべきで、常態化している可能性もある。
「捏造(ねつぞう)ではなく、交渉でのムバラク大統領の役割を強調する表現」とAl-Ahram紙は釈明しているが、これは裏返すと「ムバラク大統領の関与を否定する為には、写真から消してしまうこと」を意味する。まるで、スターリンか毛沢東のようなやり方だ。
2009年の報道の自由度では、エジプトは143位、最下位はエリトリア175位、北朝鮮は174位、中国168位、スリランカ162位、日本は17位。
http://en.rsf.org/press-freedom-index-2009,1001.html
【IZA9/18-大統領が先頭歩いた…エジプトの政府系有力紙が写真を加工】
【カイロ=大内清】エジプトの政府系有力紙アルアハラムが、中東和平直接交渉のため今月1日にホワイトハウスに集まった各国首脳の写真を加工、同国のムバラク大統領が先頭を歩いていたかのように構図を変えて紙面やウェブサイトに掲載し、物議を醸している。民主化運動グループは「これが体制側のメディア。最低限の公正さも失った」と批判している。
本来の写真はオバマ米大統領が中心で、ムバラク大統領は左端。同紙は「捏造(ねつぞう)ではなく、交渉でのムバラク大統領の役割を強調する表現」と苦しい釈明をしている。
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