写真は軽喜劇「山びこ산울림」韓国etimesより
http://news.pipa.co.kr/service/etimes_2007/ShellView.asp?ArticleID=2010081807522000594&LinkID=6013
「金正日が13日ぶりに公開活動」との見出し、8月5日に発電所へ指導に行き、その後の公開活動が18日の観劇、劇を見るのも公開活動だ。どうでもいいけど、今年になって三回目だとも書かれている。喜劇を見ても記事になるのが喜劇ってことかな。
判断力が低下しているのは「日本」であり、喜劇を演じる「日本」に、笑っているのが「中国」、尖閣諸島を不法占拠される前に自衛隊が上陸せよ!一刻(一国)を争う緊急事態だ!唸声がアチラの国家主席ならば、日本が右往左往している内に、すぐに占領を命じているぞ。
【IZA9/28-【国際情勢分析】同じ芝居を何度も観劇…金総書記の胸中】
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記(68)が、同じ芝居を短期間に何度も観劇したり、幕あいの休憩時間を長くしたりしているという。韓国メディアの間ではこの変調が、認知症など脳疾患による「判断力」の著しい低下や健康状態の悪化による可能性があるとの見方が有力だ。だが、芝居の内容や鑑賞の時期を考えると、金総書記の胸中に去来したものが想像できる。
■判断力が低下か
朝鮮労働党の機関紙労働新聞は8月18日、金総書記が「軽喜劇(コメディー)『山びこ』を鑑賞」と伝えた。労働新聞は4月27日と5月9日の紙面でも金総書記がこの芝居を鑑賞したと伝えているから、今年の春から夏にかけて少なくとも3回以上、同じ作品を見たことになる。
7月7日の韓国紙朝鮮日報は、「(同じ芝居を短期間に2度も見たことから)金総書記の判断力に問題がある」と指摘した。
朝鮮日報(電子版)はさらに7月9日、ラジオ放送「開かれた北朝鮮放送」を引用し、「金総書記が最近、さまざまな芸術公演を頻繁に観覧するのも、現地指導のためではなく、本人の鬱病(うつびょう)を治療し、感情的な安定を追求するため」と報道。金総書記が「座ったまま公演を見るのもままならない状態で、公演中に休憩時間を増やさなければならない状況にある。今年5月の『山びこ』鑑賞の際、通常は10分間の休息時間を30分に延ばした」と伝え、金総書記の健康状態が芳しくない状態にあることを強調している。
■無用の改築も指示
韓国の情報機関、国家情報院の元世勲(ウォン・セフン)院長は6月、国会で、金総書記の健康状態について「脳卒中の後遺症で記憶力が低下したり、現地指導で、つじつまが合わない話を頻繁にしている」と報告している。この分析も、「山びこ」の連続鑑賞を念頭においてのものとみられる。
金総書記の“奇行”情報はさらに、米国が運営する北朝鮮向けラジオ自由アジア放送(RFA)でも伝えられた。それによると「7年前に全面改修した平壌市の国立劇場を、金総書記の指示で今年5月中旬に撤去し、新たに建設している」というのだ。
朝鮮日報が金総書記の変調を報じた根拠は芝居の連続鑑賞と、国立劇場の無用の建て直し指示だった。同じ芝居を8月にも鑑賞したとなれば、金総書記の判断力や記憶力に問題が出てきた-との見方は補強材料を得たといえそうだ。
■経済重視と対中警戒
ところで、「山びこ」とはどのような芝居なのだろうか。
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の機関紙朝鮮新報(6月9日)によれば、山間部の日常生活をモチーフに国家の食糧難解決のため、穀物100万トンの増産目標に向けて創意工夫しながら課題を克服していく農民らの姿を描いているという。
元々は1961年に「江原(カンウォン)芸術団」が創作したコメディー芝居の古典的演目だったが、昨年12月に金総書記自身がリメークしたという。作品は農業生産性の向上を通じて、北朝鮮の経済建設の重要性を説く側面が色濃い。
その芝居を、金総書記は4月下旬と、5月上旬の訪中後にも鑑賞。さらには、9月の訪中直前にも鑑賞した。これは、果たして痴呆症による「判断力の低下」なのだろうか。
今年の2度にわたる異例の訪中の目的が中国との経済協力(支援)強化の要請だったことを重ね合わせると、その胸中には、作中に描き込まれた「経済重視」の意思と、中国との関係強化によって押し寄せる中国経済の波に飲み込まれまいとする思いがあったのではないだろうか。(国際アナリスト EX/SANKEI EXPRESS)
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