表は日本国内での罪種別:被疑者と被害者の関係別検挙件数(2008年)
http://www8.cao.go.jp/hanzai/whitepaper/w-2010/html/zenbun/part3/s3_14.html
図はシカゴ警察管内での殺人事件の被害者と犯人の関係(2010/1~7)↓
「平成22年版犯罪白書」をサーチしていたら、「平成22年版犯罪被害者白書」を間違えて開いていた。ただ、面白いデータがあったのでご紹介しよう。
殺人事件における被害者と加害者の関係であるが、平成20年度の殺人事件の件数が1120件あり、内親子・親族が関係していた件数は558件、それ以外は562件であった。つまり、約50%が血縁者及び親族なのである。その血縁者・親族の中でも多いのが、配偶者の200件で35.8%を占めている。
面識なしの関係では123件(11%)、残りは身内・友人・会社関係となり、見知らぬ人間が殺人を犯すまたは巻き込まれる可能性は低い。ただ、この123件の中には秋葉原通り魔事件の7名の方も含まれている筈だが。
これに比して、米国のシカゴ警察の発表によれば、平成22年1月~7月の殺人事件257件のうち、親族関係が13%、配偶者関係が13%となり、日本の50%と比較すると米国では26%となる。
また、面識なしの関係では42%と日本の11%とは格段に差が付いている。
ちなみに平成20年の米国の殺人事件は16442件、日本の1120件の約15倍である。
こんな殺人大国がわが国の調査捕鯨に目くじらを立てている。ちゃんちゃら可笑しい。クジラよりも人間を守ったらどうなのか?
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