写真は足場に退避している被災者/BackChinaより、大判写真45枚あり、足場が竹とされているが、竹には見えないぞ!
http://news.backchina.com/viewnews-114534-gb2312.html
11月16日16時現在、53名死亡、15名重症、50名以上が行方不明。現在、工事現場の作業者8名を刑事拘留している。
【IZA11/16-上海の高層ビル火災の死者49人に】
【北京=矢板明夫】中国上海市の中心部にある28階建ての教員向け高層住宅で15日午後に発生した火災により、16日午前までに49人が死亡した。50人以上が負傷し、病院で手当てを受けている。中国メディアによると、出火当時、このビルはリフォーム工事中で、溶接作業の火花が近くの建築資材に引火した可能性があるという。孟建柱公安相が15日深夜、専門家などで構成する「11・15特大火事調査班」を率いて上海に到着し、救助と原因調査の陣頭指揮をとっている。
地元の東方早報(電子版)などによると、リフォーム工事は約1カ月前から始まった。一部の住民は当初から、「作業員がたばこの吸い殻を投げ捨てたり、可燃性建築資材が積み上げられたりしており、防災面に問題がある」とビル管理会社に訴えたが、無視され続けたという。
火災発生から鎮火まで5時間以上もかかり、救出作業が難航したことについては、消防局の設備不足を指摘する声もある。火災発生直後、約70台の消防車が駆け付けたが、水が高層に届かない消防車もあったという。
瀋陽市消防局の陳軍高級工程師は中国メディアに対し、「今の中国各地の消防局の装備には限界があり、50メートル以上のビルの火災になると対応が難しい。ビル内部に備えてあるはずの消防設備も、いざというときには使いにくいという現実もある」と述べ、中国の消防システムは都市建設の速さに追い付いていないことを指摘した。
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