写真は笑う楊菊芳死刑囚(29)、暴力団蒋家田親分(57)の情婦/BackChinaより
昆明黑老大的情妇笑对死刑 欲捐出遗体=昆明のヤクザの親分の情婦が死刑に対して笑い、献体を申し出る
http://news.backchina.com/viewnews-119760-gb2312.html
この笑いは何なのだろうか?若い女性が冗談を言って笑っているような感じだ。ただ、足元を見た時に尋常でないことが分かる。ある意味では、残酷で悲しい笑いでもある。
2008年9月、暴力団の蒋家田と情婦の楊菊芳は麻薬売買で捕まる。昆明の蒋一家41名が逮捕され、親分と情婦以外にも2名に死刑判決が下る。うち、1名の楊菊芳の父親は二審で執行猶予付きの死刑に減刑される。
28歳違いであるが、二人は馬が合ったようである。16歳のときに楊菊芳は家出をして、洗足で働き、6年前に蒋家田と知り合い、情婦となった。二人には5歳になる女の子がいる。二人共に死刑になれば、孤児となる。
楊菊芳は蒋家田から貰っていた月1万元のお手当てのほとんどを実家に仕送りしている。いつか逃げだそうとして、少しづつ貯金をしていたようだが、子供も生まれ離れられなくなる。蒋家田には妻も子もいるが、蒋一家の金は楊菊芳が実質管理していくことになる。
ヤクザの情婦だから連座して死刑になるのではなく、あくまでも麻薬を扱っていたから死刑となる。献体であるならば注射刑、そうでなければ銃殺もありうる。そう遠くない日に!
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