■唸声豪州/軍歴さえない元オーストラリア戦争捕虜の会会長、日本軍捕虜の嘘で恩給詐欺

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写真は日本軍の嘘の捕虜で恩給詐欺をしたオーストラリア戦争捕虜の会アーサー・クレーン元会長/ABCニュースより

http://www.abc.net.au/news/stories/2010/12/21/3098505.htm?section=justin

 

軍人でないからこんなことができたのだろう。それにしても日本軍の捕虜になりすまし、恩給を22年間も受け取っていたとは、とんでもない野郎だ。恩給詐欺のアーサー被告は、1942年に16歳のゲリラとして日本軍に抑留され拷問されたと主張していた。

 

しかし、こうした話は氷山の一角で他にもたくさんあるだろう。慰安婦だ、強制連行だとの話もほとんどが怪しい。全ては日本軍の所為にして金を騙し取ろうとする賤しい輩である。

 

IZA12/26-「日本軍の捕虜」と嘘の戦争体験で恩給詐欺】

【シンガポール=宮野弘之】第二次大戦中、日本軍の捕虜になっていたと嘘をつき、恩給を不当に受け取ったとして、詐欺罪に問われた元オーストラリア戦争捕虜の会会長、アーサー・クレーン被告(84)に対し、このほど禁固4年の有罪判決が言い渡され直ちに収監された。同被告は「社会に自分の居場所が欲しかった」と弁解したが、「元戦友」だけでなく、夫人や子供にも嘘をついており、社会的地位だけでなく家族も失うはめになった。

 

 判決によると、同被告は1960年代に南オーストラリア州のパブで知り合った元捕虜の話を聞き、自分も「英雄になりたい」と思い、元捕虜だったという嘘をつき始めたという。

 

 84年にクイーンランド州に転居後、多くの元捕虜と会い、受け入れられたことがうれしく、勧められるまま、88年に恩給の受給を申請した。その際、16歳当時にマレー半島でゲリラ活動に加わり、42年に日本軍の捕虜になった、などという嘘の経歴を申請した。

 

 そして元捕虜の会のメンバーとして、20年以上、各地で「捕虜体験」を講演。旧日本軍が連合軍捕虜を使って建設した泰緬鉄道建設での体験談などは「説得力があった」(地元メディア)といい、同会の会長にまでなった。

 

 ところが2009年、講演を聴いた戦史研究家が嘘に気づき調べたところ、同被告は戦時中、オーストラリア国内の学校に在籍し、軍歴さえないことがわかった。同被告も嘘を認めたため、所管する官庁の責任も含め、大騒ぎとなった。

 

 同被告は判決後、「元捕虜の方々とオーストラリア国民におわびする」との声明を出したが、友人や夫人は、いまだにショックから立ち直れないという。クレーン被告は、不当に受け取った恩給約40万豪ドル(3300万円)は、老齢年金から返済する。生きていても、174歳まで嘘の代償を払い続けることになる。

 

 

 

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このページは、唸声が2010年12月26日 22:11に書いたブログ記事です。

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