写真はジェームス・キャメロン監督と病院で対面する山口彊さん、この13日後に山口彊さんは93歳で亡くなった。この病院でキャメロン監督は山口さんと原爆の悲劇を伝える映画を作ると約束したのだが・・・/YouTubeより
http://www.youtube.com/watch?v=vovx6O6JEkM&feature=player_embedded#!
「あなたは選ばれた人」と語るキャメロン監督、「世界一運が悪い男」との表現とは雲泥の差、しかし、見方を変えれば、表裏一体かも???言葉は難しい・・・。
でも「世界一運の悪いプリンセス」なんてクイズ番組でやったら、抗議メールが殺到するだろう。
しかし、キャメロン監督の原爆映画はどうなったのだろうか?原作の問題の他にも使用した米国自身の問題が大きい。自由と平等の国アメリカだが、国益を損なうような自由は存在しないし、平等でもない。銃が自由の権利と放言している現在では、悲劇の原爆映画の作成は難しい。
原爆を使ったことが正しいと教育されている米国、軍事力を拡大し続ける中国、常に核を使うと脅す北朝鮮、使えば悲劇が起きるが、持たないことが悲劇を避けることにはならない。軍事力も戦争への気力もない日本を守るものは「核」しかない。
原爆悲劇映画は中国や北朝鮮・インド等でもどんどんとやってもらいたい。使ったらどえらい事になるとあの国の国民に認識しても貰わないと気楽にスイッチを回しそうで怖い。
日本を「世界一運の悪い国」にしてはならない!
【IZA1/21-英BBC、二重被爆者を「運が悪い男」と笑いの種に】
英BBCテレビのクイズ番組で昨年12月、広島と長崎で二重に被爆し昨年93歳で死去した長崎市の山口彊(つとむ)さんを「世界一運が悪い男」などとジョーク交じりに紹介したことに対し、在英日本大使館がBBCと番組制作会社に書面で抗議していたことが20日、分かった。大使館と関係者が共同通信に明らかにした。
大使館は在英邦人の指摘で今月7日に「山口さんをこういう形で取り上げるのは不適切で無神経」と担当公使名で書簡を送ったが、20日現在回答はない。抗議メールを送った複数の在英邦人に対しては、番組プロデューサーが18日に「不快にさせて大変残念」と電子メールで謝罪。一方、第二次大戦中の欧米人の悲惨な経験も「同様に取り上げてきた」とも訴えた。(共同)
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