■唸声中国/1958年の茅台酒がオークションで1830万円で落札の異常さ

| コメント(0) | トラックバック(0)

写真は茅台酒のオークションの様子/BackChinaより

http://news.backchina.com/viewnews-124182-gb2312.html

 

以下はオークションハウスによる1830万円の写真↓

http://www.xlysauc.com/news/paimaixinwen/2010-12-14/2080.html

 

2010年12月14日、杭州の西泠オークションで1958年製茅台酒に史上最高の145.6万元≒1830万円の価格がついた。これ以前には、112万元≒1408万円と言う茅台酒が最高値であったが、これをはるかに凌駕した。

 

中国では家一軒分の価格であるが、これだけの価値があるのかどうか分からない。たぶん落札者も飲む訳ではなく、投資。さらに上値を狙う。まだ中国のバブルは弾けないと読んでいるのであろう。

 

茅台酒の年代物を中国人達が目の色を変えて買い漁っている。こうした、価格が一例である。年代物は数10万円クラスで取引されている。中国の株と同じで最後にババを引かなければ、正しい投資なのである。

 

中国国内でやっている分にはどうでもいいことなのだが、白人の投資と同じで必ず外国へとその矛先が向けられる。ババ捜しだ。日本人はこの危険なものに手を出してはならない。どだい、本物であるか否かさえ怪しいものである。

 

その茅台酒であるが、年間20万トンの生産に対して、流通している茅台酒は200万トンとの話もある。つまり、90%はニセモノ茅台酒なのだ。(参照ニュースはサーチナより)

 

ニセモノ文化の支那では騙された方が悪く、騙した方は悪くないとの認識がある。唸声も紹興酒のニセモノを飲んだことがあるが、味は悪くないのでわからないが、頭が痛くなるので後でニセモノと分かる。ニセモノはそれほど入っていないと在日中国人は言うが、日本の中華物産屋で売られているモノは疑った方がよい。五浪液のニセモノはほんの少ししか飲まないのに翌日まで頭がガンガンした。ニセ汾酒は最悪、味まで違う。同じなのはラベルとビンだけ。

 

高値になればなるほど、ニセモノが蔓延る。

 

【サーチナ1/21-高級酒・マオタイの空瓶価格が高騰…にせ酒用にひっぱりだこ=中国】

  中国を代表する高級酒として知られる茅台(マオタイ)酒の空き瓶の取引価格が高騰している。80年貯蔵ものの瓶は1万元(約125600円)以上に値上がりしたという。にせ酒の容器に利用するためで、中国で流通しているマオタイ酒の9割はにせ物との見方がある。チャイナネットが報じた。

 

  マオタイ酒は長期保存すると風味がさらに良好になるとされる。そのため、15年は空瓶は400元、30年ものは2000元、50年ものは6500元、80年ものは1万元以上など、「にせ酒づくり」に利用するために空瓶価格が高騰した。

 

  マオタイ酒は「中国を代表する名酒」として、政府も厳格に品質を管理している。年産量は約20万トン。しかし、市場で売られているマオタイ酒は200万トン以上になり、9割程度はにせ物との見方がある。(編集担当:如月隼人)

 

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://gakugo.net/unarigoe/mt-tb.cgi/2271

コメントする

唸声


世界のニュースネタをお届けします。映像や写真、色々な国の新聞もご紹介します。笑いあり、涙あり、グロもあり!世界には我々日本人の知らないことがいっぱいあります。

このブログ記事について

このページは、唸声が2011年1月23日 16:55に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「▼唸声の気になる写真/中国報道写真賞「金レンズ」作品ノミネート」です。

次のブログ記事は「▼唸声の気になる映像/ブレジンスキー元国家安全保障問題担当大統領補佐官、尖閣を語る」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ