資源外交はこうして幼稚園児に英語を詰め込んで鍛えている!
写真は湖南省長沙市にあるGenius International Kindergarten=吉纽斯国际幼儿园(吉纽斯は見慣れない言葉だが、ジーニアスと読ませる)の外観/BackChinaより 长沙天价幼儿园 每月学费7000元=長沙のぼったくり幼稚園 毎月の学費は7000元 http://news.backchina.com/viewnews-127494-gb2312.html ネイティブ・イングリッシュを話す黒人の先生と子ども達、先生は全て外人 幼稚園の食事は西洋風 食べ方は支那風 幼稚園の室内、リンカーンは飾ってあるが、毛沢東はなし 幼稚園のきれいな室内、どうやら痰はないようだ 7000元の月謝には全託なので、月曜日8時半から金曜日の16時までの預かり全費用が含まれる。昼間だけなら6000元。しかし、月収が5000元≒63800円程度の中堅サラリーマンや幹部公務員では無理、それでも副収入の豊かな公務員の子弟は通うことができる。でも、月収1500元の庶民はどう思っているのか?この国の不公平さが良く現れている幼稚園、しかも子どものうちから格差を学ぶちびっ子エリート達。 定員は120名で今回は25名2クラスの募集、全て英語で教育を行う。馬術もゴルフもあるそうだ。ちなみに幼稚園バスはなし、ここに入る子弟の送り迎えは運転手つきの自動車を持った家庭、故に必要ないと園長は語る。 長沙市は教育都市であり、中国の全国重点大学のうち4校が湖南省にあり、その内3校が長沙市にある。(中南大学 湖南大学 湖南師範大学 湘潭大学で最初の三校が長沙市)そんな土地柄だから、こんなべらぼうに高い幼稚園が出てくる。 中国の格差は益々酷くなる。このまま格差を広げたままで中国が存在できるのであろうか?第二の毛沢東が出現するのか?農民の不満は膨張を続けている。
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