写真と記事はグローバルポストより、アフガンの笑う米兵Jeremy Morlock伍長(22)
上記サイトの記事の下にアルジャジーラのニュース動画あり、22歳とは言え、まだ子どものようだ。ビデオの初めに軍事法廷の入口が映る。何と言うことはない普通の建物。
写真はドイツ誌にすっぱ抜かれた遺体の髪を掴みカメラに向けて歯を見せて笑う米兵Jeremy Morlock伍長/BackChinaより
http://news.backchina.com/viewnews-133102-gb2312.html
戦闘に見せかけた方法は、「モーロック伍長がアフガン市民に手りゅう弾を投げ、受け取った市民が、さも手りゅう弾で米軍を攻撃するかのように装い、別の兵士が自衛のために、手りゅう弾を持った市民を射殺した」というもの。
モーロック伍長は、モラルを失っていたと証言し、殺害に加わった四名の共謀者についても供述した。“The plan was to kill people, sir.=裁判長、人を殺すことが計画でした”とモーロックは一番初めに述べたと言う。
次に、モーロックの上官であるCalvin Gibbs軍曹(25)が首謀者であると供述したが、ギブス軍曹の弁護士は、すべての殺害が正当な戦闘状況であったと弁護している。
米国のドラマによくある麻薬をポケットに忍び込ませ、麻薬所持で逮捕するというのに似ている。大きな違いは、逮捕ではなく、射殺してしまうところだ。もし、米国人に銃を投げられて、その銃を受け取ったら、その瞬間に撃ち殺されると考えた方がよい。
裁判で「あいつが俺を撃とうとしたんだ」と証言すれば、州によっては無罪となる。過剰防衛で問われることは少ない。それだけ米国は銃社会で感覚が麻痺している。麻痺しているのは銃だけではないが・・・。
【IZA3/25-アフガンで市民を虐殺した米兵に禁固24年】
アフガニスタン南部の村で2010年ごろ、戦闘だったように見せ掛けて武器を持たない市民3人を虐殺したとして訴追された米陸軍兵士(23)の軍法会議が23日、ワシントン州の米軍基地であり、禁固24年の判決が言い渡された。24日付ロサンゼルス・タイムズ紙などが伝えた。
兵士は殺害した市民の指を記念に切り取ったり、現場に武器を置いて村人が武装していたように装ったりしたと証言。この兵士が血まみれになった遺体の髪をつかんで笑う写真をドイツ誌が掲載したこともあり、米軍の新たなスキャンダルとして注目が集まった。
同じ部隊からは、この兵士や上司の2等軍曹を含め計5人が殺人罪で、7人が大麻を使用した罪などで訴追された。判決はこれが初めて。この兵士は軍法会議で全面的に訴追内容を認め、アフガン国民に謝罪した。(共同)
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