写真はアラブニュースより、聖人サヒー・サルワルの霊廟で自爆未遂犯に質問をしているパキスタン治安担当者
http://arabnews.com/world/article342369.ece
自爆テロが行われたのはイスラム神秘主義=スーフィズムの霊廟であり、イスラム原理主義者達は敵対視している。このテロにより42名が死亡、100名が負傷した。聖人サヒー・サルワルの942周年を祝って信者達、数百名が集まっていた。サヒー・サルワルの弟子達はほとんどが最初の爆発により亡くなった。
イスラム神秘主義の寺院(霊廟や墓も含めて)には、何百万人ものパキスタン人が訪れている。
この14歳の少年はこれからどうやって生きていくのだろうか?洗脳から解き放たれた時、自分の失くした腕を見て、常に思い出すであろう。殉教者になるには、同じイスラム教徒を殺さねばならないなんて、どう考えても理解できない。
【IZA4/4-自爆未遂、14歳少年を拘束 パキスタンの霊廟テロ】
パキスタン中部パンジャブ州のイスラム教聖人の霊廟(れいびょう)で3日に40人以上が死亡した自爆テロで、警察は4日、自爆が未遂に終わった14歳の少年ら2人を拘束したことを明らかにした。AP通信が報じた。
また同国北西部カイバル・パクトゥンクワ州ローワーディール地区にあるバス停でも4日、自爆テロとみられる爆発があり、地元警察当局者によると7人が死亡した。
警察によると、14歳の少年は上着に付けた爆弾が爆発しなかったため、手榴(しゅりゅう)弾を投げたが、自分の近くで爆発。片手を失ったほか、警察がもう一方の腕に発砲し、負傷した。「殉教者になりたい」と話している。
拘束されたもう1人の身元や年齢は不明。自爆して死亡したとみられる犯人の身元なども明らかにされていない。
パキスタンではこれまでもイスラム武装勢力から訓練を受けた少年が自爆するテロが起きている。(共同)
以下はYouTube(AP)による動画ニュース
http://www.youtube.com/watch?v=TE6-KbDitfw&feature=player_embedded#at=40
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